インタビュー
2023年4月7日

犬と暮らすこと。それはとてもかけがえのないもの。その暮らしの数だけ、それぞれの物語がある。その物語にひとつひとつ触れていくことで、改めて「犬と暮らすこと」について何か見えてくるかもしれない。そのような思いから連載「犬と○○」をスタートします。

第一回は、Instagramで”田舎暮らしの生活”について発信されている人気アカウント、柴犬マオさん(@inaka_no_shibainu)と飼い主さんに「犬と田舎暮らし」についての魅力を聞きました。

Q1 まずはじめに、自己紹介をお願いします。

今年12歳柴犬の女の子「マオ」と共に冬には雪が積もる山の麓で暮らしています。
そんなマオとの日々を、Instagramで発信しています。

Q2 マオちゃんを飼い始めたきっかけは何ですか?
もともと私の父の仕事相手の方が柴犬のブリーダーをやっており、ちょうど子犬がいるというので、飼うつもりはなかったのですが、ただ見にいくだけと、会いに行きました。

見ているうちに、いつの間にか飼いたくなってしまい、飼い始めたというのがきっかけです。

Q3 Instagram開設のきっかけは何ですか?
Instagramは2021年からやっています。はじめは多くの人に見て欲しいというよりも、家族の中でマオの写真を楽しむためにアカウント開設をしたのですが、投稿しているうちに、段々と人気が出てきて、たくさんの方々から投稿を見て頂くようになりました。

Q4 マオちゃんと日々どのように暮らしていますか?
家のすぐそばには、大きな畑や田んぼがあり、マオにつけているリードをすごく長くしても迷惑をかからないので、自由に走り回らせています。走り回っていたマオが、気づいたらリードに絡まっているということも、よくあります(笑)。

また、家の近くには川もあるので、マオはザブンと川に飛び込んだりもしています。マオは車に乗って家族と一緒にお出かけが好きで、休日には様々な場所に出かけています。山登りもたまにしていて、一緒に山頂まで登っています。

Q5 マオちゃんはどのような性格ですか?
マオはとてもおっとりとした性格です。ブリーダーさんに見にいった際、5匹ほどいた柴犬の中で一番マイペースそうだったのがマオでした。その印象通り、日々とてもおっとりした性格で私たちを癒してくれています。

小さい頃、日中は近くに住むおばあちゃんちに預けており、そこでおばあちゃんのご近所友達に可愛がってもらっていたので、人慣れしています。

Q6 ほかの犬との関係はいかがですか?
結構犬見知りをする性格で、散歩中に犬と遭遇すると、何故か伏せをして、事なきを得ようとしている姿がとてもかわいいです(笑)。

Q7 これまでの思い出に残っているマオちゃんとの出来事は何ですか?
よく印象に残っているのは、ある日母がリビングでドラマを観ていた時のことです。
母がドラマに感動して泣いていたら、それを見たマオが心配して、いつもと違う鳴き声で、鳴き始めました。母をとても心配している様子で、ああこの子は人の感情をちゃんと読み取れる子なんだ、と思いました。普段はそんなことないのですが(笑)。

Q8 家族にとってマオちゃんはどのような存在ですか?
癒しの存在です。一緒に色々なところに出かけるのですが、人間だけで行くよりも、マオと一緒に行った方が楽しくなる、かけがえのない存在です。

Q9 「犬と田舎暮らし」の魅力は何ですか?
やっぱり行動範囲がすごく広いというのは大きな魅力だと思います。ストレスフリーで思いっきり外で遊ぶことができます。一緒にボール遊びをする時に、思いっきり遠くまでボールを投げても、問題ないくらいとても広大な土地で日々遊んでいます。

マオはここから先は行ってはいけないということも分かっているので、飼い主としても安心です。

Q10 今後、マオちゃんとどのような関係性を築いていきたいですか?
マオもおばあちゃんになりつつあるので、より一層健康に過ごして欲しいなと思います。まだまだ元気なのですが、以前と比べると登山も少しずつ疲れたり、体力の衰えは感じるので。今後も一緒にお出かけを楽しめたらいいな、と思います。