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2024年9月1日

Dog Huggy Magazineでは犬が登場するドラマや映画を紹介しています。今回は、ドラマだけでなく映画としても公開された、柴犬を連れたおじさん3人の“公園ダベリエンターテインメント”『柴公園』を紹介します。

柴犬を飼うおじさんたちの会話劇

2019年に放送されたドラマ『柴公園』の舞台となるのは、都市開発が進む街の昔からある公園。渋川清彦さん演じるあたるパパ、大西信満さん演じるじっちゃんパパ、ドロンズ石本さん演じるさちこパパの3人は、柴犬の散歩で朝夕決まった時間に公園にやって来る顔見知りで、犬の名前しか知らないフラットな関係性でした。

BS12「柴公園」サイトより

ベンチに座って話すのは、決まってたわいのない世間話。第1話では犬の散歩コースについて会話を始めた3人でしたが、IQの高い彼らの会話は日に日にエスカレートし、柴犬たちは置いてけぼりに…。そのほか、犬の洋服、犬の名前の由来、犬の予防接種など、さまざまなテーマで話が展開していきます。3人の会話の最中の柴犬たちの様子も注目ポイントです!

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「幼獣マメシバ」とのコラボも!

さらに、佐藤二朗さん主演のドラマ&映画「幼獣マメシバ」シリーズとのクロスオーバーも。「幼獣マメシバ」シリーズは、2009年『幼獣マメシバ』、2011年『マメシバ一郎』、2012年『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』、2014年『幼獣マメシバ 望郷篇』といった4作品でドラマが放送、映画が公開されました。ストーリーは、幼い豆柴と出会ったことで、佐藤さん演じるニートの芝二郎が新しい一歩を踏み出していくというもの。『柴公園』ではそんな芝二郎と豆柴一郎が登場し、おじさん3人と絡んでいきます。

BS12「柴公園」サイトより

 

撮影時の柴犬たちは…

ドラマ放送前のコメントとして、渋川さんは、パートナーの柴犬・あたるについて「4歳の赤柴のオス。まさに男盛りで元気で好奇心旺盛です。たまに年上の犬に怒られ分かりやすくへこみます。けど、まわりに女の子しかいないのですぐ元気になります。甘えん坊でかわいいやつです」と話していて、撮影でもかわいがっていたことを明かしていました。

大西さんは、パートバー犬・じっちゃん(黒柴)について「天真爛漫で撮影への気遣い一切なし。連日幸せに振り回されております。君はネコか! とみんなを困惑させつつも、笑顔にしてくれています」と、じっちゃんの元気なところに振り回されながらも楽しく撮影しているとのこと。

そしてドロンズ石本さんは、パートナー犬のさちこ(赤柴)について「マイペースで食いしん坊。誰にでも良い顔をして、かわいがられる天才です。うるさくてもガヤガヤしていても、眠たいときは寝る。食べたい時は甘える。でも仕事はしっかりとする。完璧ですね~」とメロメロ。さらに「3匹の中でも一番言うことを聞くと思いますよ。あれ? 親バカかな?(笑)」とコメントし、さちこをかわいがっていることをうかがわせました。

また、この作品はコノマエヨミ子さんを作者にコミカライズもされており、「月刊キスカ」で連載され、全1巻で発売されました。ドラマはAbemaプレミアムなどで配信されています。ぜひ柴犬たちのかわいらしい姿に癒やされてください!

◆番組情報

『柴公園』(2019年放送)

出演者:渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、山下真司、佐藤二朗ほか
製作総指揮:吉田尚剛
ドラマ版監督:綾部真弥、田口桂
企画・脚本:永森裕二
制作プロダクション:メディアンド
配給:AMG エンタテインメント
配給協力:イオンエンターテインメント

参考文献・写真引用:BS12「柴公園」サイト(https://www.twellv.co.jp/program/drama/shiba-park/