トレーニング・Tips
2016年9月6日

 

教えたつもりだけど愛犬のトイレトレーニングがうまくいかない、色々な場所におしっこしてしまう、と悩みを抱えている飼い主さんは多いのではないでしょうか。トイレシートは排泄する場所と決めているのは、ひと側の都合ですよね!犬は最初からトイレシートでトイレをする認識はありません。愛犬に上手におしっこをする場所を教えるコツをご紹介します。

トイレと決めているのは人!犬のトイレの習性とは?

犬の世界では、犬自身がトイレをする場所も時間も決めるものなのです。犬はもともと、きれい好きな動物です。ですから自分の居場所、とくに寝床が排泄物で汚れることを嫌います。自分が生活する上で、自分に害がないような場所を選んでトイレをします。しかし、人の世界ではトイレのシートが引いてあるところがトイレという認識で過ごしていますよね。

そして犬はトイレをする場所を足元の感覚で覚える習性があります。わかるように教えてあげなければ、犬はフカフカしたものの上でトイレをする習性があるため、カーペットや玄関マット、バスマットなどで、トイレをすることが多くなります。ペットシーツでトイレをする経験を積んではじめて自然とペットシーツの上でのトイレを好むようになってくるのです。

でも、多くの飼い主は、愛犬がトイレとは違う場所でトイレをすると叱ります。飼い主さんは、「コラ!」と、犬を叱り、「ここでオシッコしたらダメでしょ!」と言って、「トイレはここ!わかった?!」と、トイレに連れていく。しかし、犬は叱られても何も学びません。犬は人の言葉を理解していません。理解していないから何回も失敗するのです。

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失敗しても怒らないで!犬に上手にトイレを教えるには?

犬がわからないときは手助けをしてあげましょう。実は犬がトイレをするタイミングはだいたい決まっています。飼っている犬が、1日に何回くらい、どのタイミングでトイレをするのか、観察して大まかに把握しておきましょう。食事の後、目覚めた後はおしっこをしたくなるわんちゃんが多いです。

床を嗅いでくるくる回っている時は、トイレのタイミングという合図。そのような仕草が見られたら最初はトイレシーツまで愛犬を連れて行き「ワンツー・ワンツー」と話しかけてあげましょう。このときの合図は、ワンツーでなくてもかまいません。「シーシー」でも「はいはい」という合図でもOKです。「ここがトイレの場所だよ。ここならおしっこやウンチをしてもいいよ」という合図が伝わればOKです。うまくトイレが出来たら、すぐおやつをあげるなどで褒めましょう。「いいことをしたんだな。次からも同じことをすればいいのだな」ということが、犬に伝わるようになります。

もし、トイレシーツ以外の場所でそそうをしてしまった場合は、叱らずにおしっこのニオイが残らないようによく拭き取ることが重要です。トイレシーツ以外の場所でおしっこやウンチをしてしまうことが多い場合はトイレが狭かったり、トイレの場所が落ち着かないなどのトイレの環境に問題があることが意外と多いです。トイレは静かな場所で、わんちゃんが余裕を持ってトイレができる広さを保てているか見直してみてください。

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まとめ

トイレトレーニングは、あらかじめ根気が必要で、時間がかかることを覚悟して、焦らないことが大切です。成長していることがわからないと諦めてしまいがちですが、少しずつできるようになっていることを実感するためには、記録をつけることがオススメです。カレンダーなどに記録をつけてみるのもいいかもしれませんね。