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心の健康のために愛犬を犬として尊重して!健康な心を育むしつけ4選

犬も家族の一員という考え方が広く浸透しています。ですが過剰な「愛犬=人」という考え方が犬の心の病の原因になるってご存知ですか? 大切な家族を心の病で苦しめないために覚えておきたい4つのしつけを紹介します。

出典:写真AC

1.飼い主さんはコーチです

飼い主さんにとって愛犬は家族の一員。あまり「犬」ということを意識しない方も多いかもしれません。子どものように接することも多いでしょう。

しかし、ひとたび家を出れば愛犬は「犬」として扱われます。家の中で許されていたことがNGになることもしばしば! このギャップは愛犬にとって大きな衝撃です。

ギャップが大きければ大きいほど、犬は混乱し、戸惑い、どんな態度を取ればいいのか分からなくなります。場合によっては、外へ出ること・人と会うことを怖がることも!

こうしたショックが愛犬の心の病の原因になることがよくあります。心の病は問題行動となって現れ、時には「手に負えない」という事態に。

そうならないためには、ギャップを作らないことが重要! ですから、飼い主さんはコーチになりましょう。

愛犬に寄り添い、外に出た時にショックを受けないようにたくさんのことを教えてあげましょう。

  • 人に飛び付いてはいけないんだよ
  • 知らない人を怖がらなくていいんだよ(吠えなくても大丈夫)
  • 自転車が走る通りは、安全のために飼い主の横について歩くんだよ
  • 落ちているものを食べてはいけないんだよ

愛犬の心と体を守るために教えることはたくさんあります。

犬種によって吠えやすかったり、テンションが上がりやすかったり、やる気になるまで時間がかかったり。個性もあるので、教えたことが身につくまで時間がかかることもあります。

愛犬の性格をよく知っているのは飼い主さんですし、一緒に過ごす時間が長いのも飼い主さん。飼い主さんがベストな専属コーチになって指導しましょう。

ひとつでも多く愛犬に教えてあげれば、家の外へ出た時のショックが少なくて済み、心の病にかかるリスクを減らせますよ。

 

2.縄張りを尊重してあげよう

犬には「縄張り」という意識があります。犬種によって意識の強さは異なりますが、大体、次のようにエリアを把握しています。

(1)安全な巣穴(自分だけの独占スペース・休息の場)
(2)家族(仲間)と一緒に過ごす場所
(3)散歩などでしばしば行き来する場所
(4)知らない場所

(1)は誰にも許さない自分だけの場所。サークルの中だったり、クレートだったり。

(2)は他人の侵入を許さない場所。大抵、家ですね。通行人や来客に吠える犬は「仲間と過ごす場に侵入者が来た!」と思い、縄張りを守るために吠えています。

(3)は、他の犬や動物達が行き来するのは受け入れていますが、色々な所にマーキングして「自分の縄張りだからね」とお互いに主張し合っている場所。

犬は(1)~(3)を日々、見回り、臭いを嗅ぎ、仲間と顔を合わせてお互いを確かめ合う習性があります。縄張りチェックは犬の本能を満たす大切な行為。

「超小型犬はお散歩なしでも大丈夫! 楽に飼えますよ」とペットショップで案内されることがありますが、これは間違い。

日々の散歩で本能を満たしてあげなければ、ストレスが溜まって心の病にかかってしまうことも!

愛犬が持つ縄張り意識を尊重してあげましょう。

 

3.離れる時間が必要

犬は人と一緒にいることが好きな動物ですが、自分ひとりの時間も大切です。

飼い主さんと離れる時間がゼロだと「飼い主さんと一緒でなければ不安で仕方がない」という分離不安という心の病になってしまいます。

30分程度の留守番で、家の中を荒らし回ったり、吠え続けたり、粗相をしたりする犬は分離不安の可能性大!

飼い主さんのちょっとした動きに対しても過敏に反応し、常に不安・恐怖・警戒感に振り回され、強いストレスを感じています。

症状が進行すると、強い不安や恐怖から攻撃的な態度を取ったり、寂しがって吠え続けたり、家具を破壊するといった問題行動も。

分離不安は、犬にとって過酷な状況です。日々の飼い主さんの態度で予防してあげましょう。

予防方法は簡単! 愛犬と遊ぶ時間と離れる時間、両方を日常的に作るだけ。

「飼い主の姿が見えなくなっても、その後、必ず戻ってくる」
「ひとりで過ごす時間はふつうのこと」

これを覚えれば、過度に不安がったりパニックになることはなくなります。

  • 夜はサークルやクレートの中で過ごすことを習慣にする
  • クレートの中でおやつを食べる(飼い主が見えない所で嬉しい体験をする)

このような身近なことから始め、離れる時間を作るようにしましょう。

日々のちょっとした習慣で愛犬を分離不安という心の病から守ることができますよ。

 

4.社会性を養ってストレスを減らしてあげよう

犬の中には、散歩や嵐を怖がる子がいます。

  • 花火などの大きな音
  • 稲妻のような強い光
  • 車やバイクのように速いスピードで動くもの
  • 見ず知らずの人
  • 動きがよめない子ども

怖いものが多ければ多いほど、ビクビク・オドオドすることが多く、警戒したり不安がる度に強いストレスを感じてしまい、心に悪影響を与えます。

怖いものが少なければ少ないほど、リラックスでき、のびのびと楽しめる時間が長くなります。

当然、リラックスでき、楽しめる時間が長い方がいいですよね。

そのためには、子犬の頃から様々な音を聞かせ、外へ連れ出し、できるだけ多くの人と触れ合わせましょう。

社会性を養うことでストレスを減らし、心の病になるリスクを減らしてくださいね。

 

飼い主さんの指導次第で心が健康に育つ

愛犬は大切な家族の一員です。

ですが、社会に出た時に「犬」として扱われてしまうため、愛犬がギャップを感じることもしばしば。ギャップが大きいと、混乱し、心を病んでしまいます。できるだけ、このギャップを小さくしてあげることが重要です。

ギャップを小さくするには、日々の生活の中で社会のことを教えてあげることが大切。飼い主さんが愛犬の専属コーチになって指導してください。

飼い主さんの指導次第で、愛犬の心が健康に育っていきますよ。

 

 

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