トレーニング・Tips
2022年7月6日
子犬の頃はとにかくやんちゃです。兄弟と共に遊んで甘噛みすることもされることもあります。子犬は兄弟との暮らしで甘噛みの力加減を知ります。子犬の頃に親兄弟から離れた子犬は力加減を知らないまま、お家に迎え入れられることも多いです。ここでは、子犬の甘噛みのしつけかたについてご紹介します。

どうして甘噛みをするの?

子犬はじゃれるときなどに甘噛みすることも多いですが、ほかにも理由があります。ここでは、どうして子犬が甘噛みをしてしまうのかご紹介します。

歯がかゆい

甘噛みする理由として、歯がゆいことが考えられます。歯の生え変わりはだいたい5~6ヶ月なので、歯の抜け替わりのため、歯がゆくおもちゃや家具などをかじってしまいます。

楽しい

甘噛みする理由として、楽しいからということが考えられます飼い主さんと遊んでいるときや楽しくなってしまったときなどに甘噛みをします。興奮状態のまま家具や家電のコードなどに噛み付くこともあるので、事故につながる可能性がありますので、注意が必要です。さらに、甘噛みを受け続けていると本気で噛んでしまうこともあり、飼い主さんが怪我をすることもあります。

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甘噛みのしつけかたとは?

甘噛みは子犬の頃に直しておくことが理想です。そのままにしてしまうと、成長したときにも本気で飼い主さんやほかの犬に噛み付いてしまう可能性もあります。ここでは、甘噛みを直すためのしつけ方法についてご紹介します。

噛まれたときに「痛い」と伝える

子犬に甘噛みされたときには、「痛い」と伝え、すぐにやめさせるようにしましょう。高い声で遊び半分で伝えると、子犬は飼い主さんも楽しそう、喜んでいると勘違いしてしまう可能性があります。低い声でしっかり子犬と目を合わせて「痛い」と言い、甘噛みをしてはいけない、ということを子犬に伝えるようにします。

それでもやめない場合は犬の前からいなくなる

子犬は遊んでいるときには興奮状態で、「痛い」と伝えても聞いていないこともあります。何度伝えても落ち着かない場合は、子犬の前から立ち去りましょう。注意点は子犬を1人残しても問題ない部屋で行うことです。

部屋を立ち去ると、子犬は飼い主さんを探し、鳴くこともあります。子犬が鳴いているときに部屋に戻ってしまうと、鳴いたら飼い主さんが戻ってくると認識するため無駄吠えを覚えてしまうこともありますので、子犬が静かになったときに部屋に戻りましょう。

始めは、何度言っても言うことを聞かないことも多いです。痛いと伝えても理解せず、甘噛みを続けます。しかし、繰り返し、何度も何度も行うことで犬も覚えていきます。
甘噛みをしたら、飼い主さんが嫌がった、飼い主さんがいなくなった、甘噛み=ダメなこと、と認識させることが重要になります。

感情的に怒らない・叩かない

甘噛みのしつけは感情的に怒ることや子犬を叩くことはしてはいけません。犬のしつけは感情的に怒ってもあまり意味がありません。犬を叩くことで、小型犬や体の小さい子犬や打ち所が悪いと命を落とすことや障害を残す可能性もあります。イライラしてしまうときはまず深呼吸し落ち着きましょう。

甘噛み対策法とは?

子犬の甘噛みは家族の大事なものを噛んでしまうこともあります。物を壊してしまうと、新しく購入しなければいけないだけでなく、感電や誤飲などの事故にもつながります。ここでは、甘噛みの対策法についてご紹介します。

甘噛み防止用のスプレーを使う

甘噛みの対策法として、甘噛み防止用のスプレーを使うことです。甘噛み防止用スプレーは甘噛みしてほしくない物などにスプレーします。家具や飼い主さんの手などに使用することができます。子犬がスプレーしたものを噛むと不快な味がするため、噛むことをやめてくれます。

噛んでも良いおもちゃを用意

甘噛みの対策法として、噛んでも良いおもちゃ子犬に与えることをおすすめします。噛む行為はストレス解消にもつながります。子犬に十分な散歩をすることももちろんですが、おもちゃを与えることでストレスを発散させてあげましょう。

噛んではいけないものは片付ける

甘噛みの対策法として、噛んではいけないものは片付けてしまいましょう。子犬の行動範囲には子犬が噛んではいけないものや飲むこんでしまう危険性のあるものは置かないことをおすすめします。子犬は好奇心旺盛で、何でも口に入れてしまうことがあります。子犬の生活圏内はスッキリさせておきましょう。

まとめ

ここでは、子犬の甘噛みのしつけかたについてご紹介しました。子犬はまだ乳歯が生えているため、甘噛みをされると怪我をしてしまうことも多いです。子犬の甘噛みのしつけは、甘噛みをするといけない、と子犬に認識させることが大事です。甘噛みされたときに過剰に反応してしまうと飼い主さんが喜んでいると勘違いさせてしまいます。

子犬の甘噛みのしつけに悩むことも多いと思います。1人で悩まず、ドッグトレーナーなどの専門家に相談するのも解決策の1つです。子犬との楽しい生活を送りましょう。