トレーニング・Tips
2021年1月11日
ご家庭の床材はフローリングですか? 室内で楽しそうに遊んでいたわんちゃんが、滑って転んだ! という経験をしたことはありませんか? ご存知のとおり、フローリングは特に滑りやすいので要注意。じつは筆者の愛犬も、室内を走り回り、勢いあまって壁に激突したことがあります。そのため、これまでいろいろな対策を講じてきました。そこで今回は、筆者の経験を踏まえ、床の滑り止めに有効な対策をご紹介します。「愛犬が歩きづらそう」、「足腰への負担が心配」と悩まれているDogHuggy Magazine読者のみなさまにとって、参考になれば幸いです。

効果を実感!床の滑り止め対策のおすすめ2つ

まずは、筆者が実際に試した床の滑り止め対策と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

タイルカーペット

「滑り止め」と言えば、タイルカーペットを思い浮かべる方も多いでしょう。筆者もその1人。手頃な値段のものが多く、気軽に試せるのがいいですよね。

一般的に、家庭用に販売されているタイルカーペットは裏面に吸着加工が施されています。そのため、床とぴったり密着して、ずれにくいのがメリットですよ。実際に、筆者の愛犬(約6.5kgのキャバリアの男の子)が走り回っても大丈夫でした!

しかし、表面が磨耗しやすく、次第に毛羽立ちが目立つように……。毛羽立ったところに抜け毛が絡み、掃除のわずらわしさを感じた点がデメリットと言えますね。我が家のように、毛が抜けやすいわんちゃんがいるご家庭は、掃除の手間がかかるかもしれません。

ジョイントマット

タイルカーペットと比較して、お手入れがしやすいのが最大のメリットでしょう。掃除機がかけやすいうえ、汚れた場合は水拭きすればOKです。中には、お風呂場で丸洗い可能なものも。粗相の後始末も簡単でしたよ。

ただし、子犬や好奇心旺盛なわんちゃんのいるご家庭は、避けたほうが無難でしょう。我が家では、ジョイントマットの端をかじられてボロボロになり、最終的には捨てるはめに……。破片を誤飲する危険性もあるので、要注意です。

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広範囲をカバーしたいならワックスがおすすめ

タイルカーペットやジョイントマットが設置できる範囲は限定的。そこで、フロア全体をカバーしたい場合は、ワックスを塗布するのもいいでしょう。

例えば、工業用・家庭用ワックスを製造・販売しているリンレイからは、「滑り止め 床用コーティング剤」が販売されていますよ。こちらは、Amazonのカスタマーレビューによると「元気に走り回っている」や「足裏の毛が多少伸びて来ても大丈夫」といった声も確認できましたよ。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみに、「自分でワックスをかけるのは大変……」という場合は、専門業者へお願いしてもいいかもしれません。さまざまな専門業者がいるので、費用と相談しつつ、検討してみてくださいね。

まとめ

今回は、タイルカーペットやジョイントマット、ワックスなど、床の滑り止め対策についてご紹介しました。なお、これら対策グッズに加えて、わんちゃんの足裏のケアも重要ですよ。こまめな爪切りや足裏バリカンも忘れずに、わんちゃんにとってより過ごしやすい環境を整えてあげてくださいね。