おでかけ
2021年1月31日
犬と一緒にお散歩に行くと、電柱のニオイを嗅ぐ姿を見たことはありませんか。電柱だけでなく、柱や壁などにも場所によってはしつこくニオイを嗅ぐこともあります。リードを引っ張っても体を動かさないことは少し困ってしまいますよね。ここでは、犬が電柱のニオイを嗅ぐ理由や、やめさせた方がいいのか、ご紹介します。

犬が電柱のニオイを嗅ぐ理由は?

犬がニオイを嗅ぐことはどんな理由があるのでしょうか。あまりに夢中になっている姿を見ると、なぜ嗅ぐのか気になりますよね。ここでは、犬が電柱のニオイを嗅ぐ理由についてご紹介します。

犬の習性

犬が電柱のニオイを嗅ぐのは、犬の習性が理由の1つとしてあります。犬は嗅覚が優れています。そのため、嗅覚で食べ物や、犬、人の情報などを得ています。そのため、ニオイを嗅ぐことで、この場所はどんな場所なのか認識しています。

電柱で情報収集

犬の尿には年齢・性別・健康状態だけでなく排尿をした犬の情報があり、尿をした場所のニオイを嗅ぐことでこれらの情報を得ることができます。
もともと犬は縄張り意識があり、電柱にマーキングすることにより自分のテリトリーを主張し、他の犬に自分の存在を教えることをしています。電柱のニオイを嗅ぐことにより、近くに住んでいる犬たちの情報を知ることができます。

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電柱を嗅ぐことのデメリットとは?

犬にとって電柱のニオイを嗅ぐことは周りの情報を知ることにもなるので、とても大事なことです。しかし、必要以上に電柱のニオイを嗅いでいる姿を見ると、衛生的に大丈夫なのか心配になりますよね。ここでは、電柱を嗅ぐことのデメリットについてご紹介します。

細菌感染のリスク

電柱のニオイを嗅ぐことにより、細菌感染のリスクがあります。他の犬の排尿物に鼻が触れることにより、排尿物に含まれている細菌などを体の中に取り込んでしまう可能性があります。
とくに落ちている排便には、細菌だけでなく寄生虫などが含まれている可能性があるので、便のニオイは嗅ぐことがないように注意しましょう。

夢中になってしまう

電柱のニオイを嗅ぐことにより、犬が夢中になって嗅いでしまう可能性があります。犬がニオイを嗅ぐことは賛否両論ですが、飼い主さんが催促してもニオイを嗅ぎ続けてしまうのはあまりよくありません。
しつけの面で、飼い主さんがしっかりリードコントロールができるようにしましょう。

電柱のニオイを嗅ぐのは止めさせた方がいいの?

犬が電柱のニオイを嗅ぐのは細菌感染などの面でも少しデメリットがあります。しかし、一切ニオイを嗅がせないというのも、嗅ぐことが大好きな犬にとってストレスにもなります。ここでは、電柱のニオイを嗅ぐことはやめさせた方がいいのかについてご紹介します。

犬がニオイを嗅ぐ時間を決める

ひたすらニオイを嗅ぎ続けてしまうと、しつけの面でもあまりよくありません。犬が電柱のニオイを嗅ぐのは5分までなど、時間を決めましょう。犬はニオイを嗅ぐことにより、本能を満たすためにも大事なことです。犬がニオイを嗅げる時間を作ってあげましょう。

電柱のニオイを嗅ぐのは賛否両論

電柱のニオイを嗅ぐことは犬の習性であり、ストレス発散というメリットがありますが、細菌感染などのデメリットもあります。犬が電柱のニオイを嗅ぐことはメリットとデメリットを踏まえた上で、飼い主さんが検討することをおすすめします。

まとめ

ここでは、犬が電柱のニオイを嗅ぐ理由や、やめさせた方がいいのか、ご紹介しました。犬が電柱を嗅ぐことは、犬の習性であり、犬が情報収集をすることができます。しかし、ニオイを嗅ぐことによりいくつかデメリットもあります。

愛犬が電柱のニオイを嗅がせるかどうかは、飼い主さんの判断で、電柱を嗅がせないのであれば、他のことで犬の本能を満たせるようにしてあげるといいかもしれませんね。