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【犬種図鑑】鳴かない犬?バセンジーの性格や飼い方について

住宅街や賃貸で犬を飼育したいなと思った時に気になるのは犬の吠える声ですよね。もちろんしつけをしっかりすればある程度おさえることは可能ですが、お留守番の時などには愛犬が吠えていないか気になります。バセンジーは犬特有の「わん!わん!」と吠えない不思議な犬です。バセンジーの飼育について紹介します。

バセンジーの歴史は?


バセンジーはコンゴ共和国原産の犬種で、紀元前から存在している古い犬種です。エジプトが原産のチズㇺというハウンド犬と土着犬などの交配によって作出された犬種であり、猟犬として活躍していました!

バセンジーは視覚・嗅覚ともに優れており、猟犬として高いスペックを持っていたので現地で大切にされてきました。1868年にイギリスに数頭輸出されその後ジステンパー等によりなかなか定着しなかったのですが、3回目の交配で定着しました。

その後ドッグショーなどでも優れた容姿と能力から人気が出るようになり、世界中に浸透していきました。

日本でも集合住宅でも飼育しやすいという点から、一定数の人気のある犬種で2009年の登録数は49位と高順位に位置しています。

バセンジーの特徴

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体型

バセンジーは中型犬に分類される犬種で、体高が42~43㎝、体重9.5kg~11kgに成長します。無駄のない引き締まった筋肉質の身体をしており、脚が長くスタイリッシュな印象のある犬種です。

毛色

大きなたち耳が特徴で、毛質は短毛でレッド&ホワイトやトライカラー等の複数の毛色が存在します。

注意したい病気

皮膚疾患
特に冬場は免疫力が低下するので、フケが出やすくなったり、脱毛、炎症、皮膚が壊死してきたりと皮膚病にかかりやすいです。定期的にシャンプーをしてあげて、保湿剤をぬって乾燥するのを防いであげましょう。また、洋服を着せている時はこまめに洋服を変えるようにして清潔な状態に保ってあげます。一度皮膚病にかかると再発しやすくなるので皮膚病にさせないことが大切です。

甲状腺機能低下症

バセンジーは遺伝的にホルモンの病気にかかりやすい犬種です。特に甲状腺から分泌されるホルモンが減ってしまい、全身の機能が低下してしまう甲状腺機能低下症はシニア期に起こりやすい疾患です。元気がない、左右対称の脱毛がみられる、食欲がない等の症状がみられた場合には動物病院を受診しましょう。血液検査を行い、甲状腺機能低下症と診断された場合にはホルモン剤を服用して回復を図ります。

甲状腺機能低下症は完治することのない病気ですがホルモン剤を服用することで症状を緩和することができますので、早期に対処してあげましょう。

また、胃腸が弱いという特徴があり、ガムや骨などの消化に時間がかかるものは与えないほうが無難です。お肉は大好きなので、ささみやビーフなどの柔らかいものを与えましょう。

バセンジーの性格・気質

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最大の特徴は冒頭でも紹介したように「吠えない」点で、興奮するとヨーデルのように「オーーン」というような高い声を出しますがそれ以外は遠吠えもしない珍しい犬種です。

無駄吠えは飼い主が気にする問題のなかでも多く取り上げられるものですが、わんわん吠えないという点は面白みがありますよね。また、眉間にしわを寄せていることが多いですが、困ったことがあるとさらにしわを深く寄せたりと、表情豊かな一面があります。

バセンジーの性格は陽気で好奇心旺盛、飼い主に忠実で甘え上手です。自己判断能力にも優れており、冷静に状況を把握して対処することができる賢い子が多いです。

一方で自尊心が高く、自我がはっきりとしているので、しつこくされることが嫌いです。マイペースなところが可愛いです!飼い主とも程よい距離を保って接したがるので、一人の時間も作ってあげるようにしましょう。

飼い主やその家族に対しては穏やかに甘えてきますが、元々猟犬であったのもあり、警戒心は強いです。吠えないので番犬には適しませんが、自分より大きな相手にもガウガウ!っと向かっていく勇敢さも持っています。

そのため、小さい時から他人に慣れるように飼育し社会化をうながしてしてあげると良いでしょう。バセンジーは吠えたりうなったりしない分、怒っていても気づかずに近づいてガブリ!なんて場合もありますので、注意が必要です。

バセンジーの飼育方法

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散歩の回数

運動も大好きなので大型犬並みの運動量が必要です。毎日一緒に1時間以上の散歩にでかけ、ボールなどで遊んであげると大変喜びます。運動不足になるとストレスから家の中を破壊したりしてしまうので注意してくださいね。

ご飯の量・頻度

1日2回を与えましょう。バセンジーは胃腸が弱いため、なるべく胃腸に負担のかからない低アレルゲンのドッグフードを準備する必要があります。

お手入れの頻度

きれい好きで猫のように毛繕いをする習慣があるので、体臭も少ないことが特徴です。一方、皮膚病になりやすいため、定期的にシャンプーをしてあげて、保湿剤をぬって乾燥するのを防いであげましょう。

飼育環境

バセンジーはアフリカなどの暑い地域が原産の犬ですので、寒さが大嫌いです!

屋外での飼育はガクガクぶるぶるになってしまい、寒さに耐えられないので室内で飼育します。また、冬は洋服などを着せて暖かい暖房の効いた部屋で飼育してあげてくださいね。洋服はその子の性格によって好き嫌いがあるので、様子を見ながら着せてあげましょう。

バセンジーは身体能力が高く、ジャンプ力に優れた犬種です。ハウスは屋根付きのものか高さのあるものを選ぶようにして脱走防止に努めます。器用な犬種なので、ちょっとした隙間からスルッと脱走してしまう賢さがあり注意です。

さらにバセンジーは飼い主を独占したがる傾向にあるので他犬や人に対してやきもちを焼く場合があります。多頭飼いする時には、なるべく同時期に飼育を始めるようにして、慣れさせましょう。小型犬などの体格差のある犬は別の部屋で飼育したりと居住スペースを分けた方が良いかもしれません。

これからバセンジーを飼う方へ

集合住宅でも飼育しやすいと言われるバセンジーについて紹介しました。

身体能力の高いバセンジーはドッグショーやドッグスポーツも一緒に楽しめるでしょう。アクティブに過ごしたい方にオススメです。また、飼い主に忠実で甘え上手な性格から家族全員の良きパートナーとなってくれるでしょう。