2019年11月30日
犬を預けるときの注意点!ストレスを軽減する方法とは?
目次
愛犬の預け先は事前に下調べすること
まずは予定がないうちから、愛犬の預け先を探しておくことをオススメします。
普段から犬を預けることを想定し、近隣で探しておくといざという時に安心です。
例えば、緊急で数日後から家を留守にする事柄が起こっても、「直近の狂犬病・混合ワクチンの接種が1年以内」や「去勢・避妊手術が済んでいる」、「預ける2週間以内にシャンプーをしている」等、預けるにあたり規約やルールがあるペットホテルも多く、すぐに預け先が見つからない事態もあり得ます。
『愛犬の預け先が見つからない!』とならないように、家族みんなで話し合い、安心してわんちゃんを預けられる場所をいくつか見つけておきましょう。
愛犬を預ける際の注意点・預け先の選び方
一番は「愛犬が安心して滞在できる場所」を見つけてあげられるようにしましょう。
わんちゃん1頭1頭に性格があり、得意なこと・不得意なことも十犬十色ですよね。他のわんちゃんにはとてもよくても、愛犬には合わない場合もあることを想定しておくことが大切です。
ここでは、安心して預けられるかどうかの基準を3つほどご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1.衛生的かどうか
預けようとしているペットホテルやペットショップの環境は衛生的でしょうか。あたりまえかもしれませんが、不衛生な環境は何一ついいことがありません。最近では、ほとんど見かけることはありませんが、臭いのきつい預け先は要注意です。
2.安全面はどうか
安全面はどうでしょうか。住み分けがされているかやスタッフの危機管理が徹底されているか、確認しましょう。
また、万が一預け先で愛犬が事故や怪我にあっても大丈夫なように、対処や緊急対応は万全でしょうか。
3.口コミや評判は良いか
口コミや評判というものは、何かを決める際に非常に重要な要素になります。それは、愛犬を預けるときも例外ではありません。評判がよければ、安心して預けることができますし、レビューなどをみて愛犬に合うかどうかの判断も可能です。インターネットや愛犬家さんどうしで情報を収集しましょう。
愛犬のストレスを軽減するためには
人間にも個人差があるようにわんちゃんによって様々ではありますが、はじめての場所でのお留守番が平気なわんちゃんもいれば、飼い主さんと離れることによって食事も喉を通らなくなってしまうわんちゃんも少なくありません。
大好きな飼い主さんと離れ離れになって、知らない場所に置いて行かれることはきっと人間が思っている以上にわんちゃんにとって負担がかかっているのでしょうね。
わたしたち人間もはじめての場所では、多かれ少なかれ緊張しますよね。わんちゃんたちも同じです。
そこで、愛犬のストレスを軽減するための方法を3つほどご紹介します。
1.少しずつ愛犬と離れる時間をつくる
少しの時間でもいいので、徐々に愛犬と離れる時間を作りましょう。ひとりで過ごすことに慣れれば、飼い主さんがいなくてもストレスを感じにくくなります。
このとき、大切なのは留守番ができても褒めたりしないことです。飼い主さんと離れるのがあたりまえだと認識させましょう。
2.さまざまな環境におでかけする
普段とは違う環境に慣れさせることで、新しい環境に対する耐性がつきます。そうすることで、変化に柔軟に対応できる能力と意識が身に付くはずです。
3.同じ預け先を何度も利用する
特定の預け先を決めておき、何度も通うようにしましょう。そうすれば、「預け先のひと達が味方であること」や「飼い主さんが必ず迎えに来てくれる」と理解でき、ストレス軽減につながるのではないかと思います。
預ける際に必要な持ち物
この記事を読んでくださっている方の中には、初めて愛犬を預ける飼い主さんもいるかもしれません。そこで、ここからは愛犬を預ける際に必要な持ち物をご紹介します。
何を持っていけばいいかお悩みの方は、以下を参考にしてみてください。
1.証明書
ペットホテルにもよりますが、初めて預ける場合は狂犬病予防注射済票と混合ワクチン接種証明書が必要です。特に1年以内などの直近の証明書を持っていくようにしましょう。たいていのペットホテルの場合は、確認が必要です。
2.普段使い慣れているもの
日頃から、愛犬が使っている敷物やタオル、食器などを持っていくことをオススメします。初めて訪れる環境でも、自分の匂いのついたタオルや、飼い主さんの匂いのついた敷物があれば、愛犬のストレスを和らげることができるのです。できるだけ普段と変わらない環境を作ることが、愛犬にとっては効果的です。
3.いつも食べているフードやおやつ
ドッグフードやおやつに関しても同様に、普段食べているものを持参しましょう。もちろん、預ける日数分を持っていくのですが、1食分ずつ小分けにするとペットホテルの方にも親切です。
4.そのほか(あると便利なモノ)
他にあると便利なモノをご紹介します。基本的に、初めての預け先ではいつもと変わらない環境を作ってあげることがストレス軽減に繋がります。飼い主さんの匂いのついたモノや、お気に入りのおもちゃなど、愛犬のストレスを軽減するために必要なモノを持っていきましょう。
- マナーベルトやマナーパンツ…自分のトイレシートやトイレトレー以外で排泄やマーキングをする子は、着用するようにしましょう
- おもちゃ…お気に入りのおもちゃがあれば、ストレスや不安も少しは和らぐはず
- リードや首輪…散歩のサービスがついている場合に必要です
わんちゃんを預けるではなく「ホームステイ」するという新しい選択肢
まだあまり広くは知られていませんが、ペットホテルや動物病院以外にも預ける場所があります。それが、『DogHuggy』です。
『DogHuggy』では個人の愛犬家のおうちでの「ホームステイ」するという、わんちゃんの新しい滞在の形を提案しており、ケージレスで普段の生活に限りなく近い形で過ごせます。原則1名の飼い主さんのわんちゃんをお世話するので、手厚く丁寧な対応が可能です。
また、ペットホテル等で感じる「ひとりでいる時間が長いのではないか…」や、「夜間は無人」であるといった悩みも解決してくれます。
豊富な飼育経験、専門の資格を保有しているドッグホストが多数在籍しているので、飼い主さんが安心してお出かけでき、わんちゃんは楽しくホームステイすることができると思います。
まずは「見学から」としてご利用できます。興味のある方は、一度検討するのもいいかもしれません。
終わりに
いかがでしたか。愛する我が子を初めて預ける時は、誰でも不安です。もちろん飼い主さんだけではなく、わんちゃんも不安でいっぱいです。それでも、いつかは愛犬を預けなければならない瞬間が訪れます。その時までに
- 預け先を事前に下調べする
- 愛犬と飼い主さんが安心できる場所を見つける
- 愛犬のストレスを軽減する
以上のことに気を付けて預け先を探してもらえれば、きっと素敵な第二のお家が見つかるのではないでしょうか。
「預けたとき」のことを想定しながら探すと、預け先の具体的な条件がおのずと見えてきますよ。