トレーニング・Tips
2023年12月2日

気温が下がり、少しずつ寒くなってきました。乾燥や冷えが気になるこの時期ですが、犬にとっての快適な環境とはどのような環境なのでしょうか。今回の記事では、犬が快適に過ごせる環境について紹介していきます。

犬にとっての適温は人間よりも少し低い

まず、人間にとっての適切な室内環境はどのようなものかご存知でしょうか?夏が25~28℃、冬が18~25℃、湿度は40~60%が人間にとってちょうど良い環境だと言われています。

それでは、犬にとっての快適な環境はどのようなものでしょうか?実は、湿度に関しては犬も人間と同じく40~60%が適切です。一方で、適切な室温は人間と犬で違いがあります。犬は体温が37.5~39度と人間より体温が少し高いこともあり、人間よりも室内の温度を少し低くしておく必要があるのです。

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「シングルコート」と「ダブルコート」によって異なる適温

犬の適温について話していく前に、犬の種別についてお話します。

犬には、シングルコートダブルコートという2種類の被毛があり、そのどちらの被毛タイプかによって適温が変わってきます。

シングルコート

シングルコートとはオーバーコートという毛質のみが生えているタイプです。トイプードル、パピヨン、マルチーズ、ヨークシャーテリア、ダルメシアンなどが「シングルコート」の被毛タイプの犬種です。シングルコートの犬は夏が23~26℃、冬が20~25℃が適温となります。

ダブルコート

ダブルコートとはオーバーコートに加え、アンダーコートという毛質も生えているタイプです。ダブルコートには換毛期があり、毛が生え変わる時期があります。柴犬、チワワ、ポメラニアン、ダックスフンド、ゴールデン・レトリーバーなどがダブルコートの被毛タイプの犬種です。ダブルコートの犬は夏が22~25℃、冬が19~23℃が適温です。

犬の年齢や体格によっても適温は変わってくる

ここまでは成犬を対象とした話でしたが、犬の年齢や体格によっても適温は変わってきます。子犬や小型犬は、それぞれ成犬や大型犬より体温が高く、寒さに敏感なので少し暖かくするのが良いでしょう。また、老犬は温度変化を感じにくくなるので、暑さにも寒さにも注意が必要です。

犬は、適切な温度・湿度を保てていないと、体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。それは人間も同じですが、大切な愛犬を守るために、快適だと思う環境が人間と違うことを意識しておきましょう。