2021年10月14日
犬用ベッドを手作り!初心者でも簡単な作り方をご紹介
目次
犬用ベッドを手作りする際のポイント
飼い主さんの中には、愛犬のためにベッドを手作りしている方も多いのです。といっても、みんながみんなDIYのスキルを持っているわけではありません。
以下のポイントを抑えることで、初心者の方も犬用ベッドを手作りすることができますので、ぜひご参考ください。
低予算で簡単に作れるものからチャレンジ
犬用ベッドの手作り方法を調べると、木材を切って釘を打つ、といったものも出てくると思います。しかし、いきなり難しい方法にチャレンジすると、準備に時間とお金がかかる、なかなか完成しない、思っていたカタチにならない…など大変な思いをすることに。
そこでまずは、低予算で簡単に作れるものにチャレンジしてみましょう。ベッドは使用を続けるうちに傷んできますので、手作りする機会は何度もあります。そのため、手軽に作れる方法を知っていると便利で、一度手作りした経験があれば、「次はさらに凝ったものを作ってみよう」といった創作意欲も湧いてきますよ。
丈夫な素材を使って長持ちさせる
ベッドは、わんちゃんが噛んだり引っ掻いたりして、ボロボロになる可能性があります。せっかく作ったベッドをできるだけ長く使ってもらえるように、厚めの布など丈夫な素材を用いるのがおすすめです。
誤飲やケガがないよう安全性に考慮する
わんちゃんが使うベッドで重要なのは安全性です。例えば、金具を飲み込んでしまったり、木のトゲやささくれでケガをしてしまったりするかもしれません。
そのため、誤飲の危険がある装飾はしない、ケガに繋がるような箇所があればやすりをかけたり布やテープで覆ったりする、といった対策を行いましょう。
犬用ベッドの手作り方法
それでは、実際の作り方をご紹介します。
縫わずに作れるふかふかベッド
【準備するもの】
- 毛布や敷布団や綿
- シーツ
- 接着テープ
まず中身になる毛布や敷布団を、わんちゃんがゆったり横になれるサイズに折りたたみます。それをシーツで包んで、シーツの端を貼り合わせれば完成です。
貼り合わせには、布用の接着テープを使用することで、ミシンを使わずにベッドを手作りすることができますよ。布用の接着テープは様々な会社から販売されていて、水洗いできるタイプもあります。
毛布を丸く折って包めば、丸形のベッドも作ることが可能です。毛布や敷布団以外に、たくさんの綿を詰めればふかふかのベッドになります。また、シーツの代わりにフリースやボア生地のもので包むと、冬はより暖かく寝心地の良さを感じられるでしょう。
クッションを置くだけ枠付きベッド
【準備するもの】
- ベッドの枠になる家具やカバンなど
- クッション
使わなくなった家具やカバンを、ベッドの枠にするという方法も。例えば、スーツケースを片側だけ切り離して、中にクッションを敷き詰めれば、それだけおしゃれなベッドの完成です。
また、わんちゃんの大きさに応じたバスケット(カゴ)や木箱も使えます。その他にも、使わなくなった衣装ケース・テレビ台・サイドテーブルなど、大きさによっては出入り口をちゃんと作ってあげることで、犬用ベッドに変身するかもしれません。
犬は広々したところよりも、囲われた場所のほうが落ち着くため、体が守られているような枠があるベッドなら、より安心して過ごしてもらえるでしょう。
座布団を縫い合わせるだけの簡単ベッド
【準備するもの】
- 座布団やクッション5枚
好みの素材・柄の座布団やクッションを5枚用意します。正方形の座布団が最も作りやすいです。
作り方としては、まず座布団を半分に折り曲げて縫い合わせます。これを4枚分行いましょう。半分にしていない残りの1枚が、ベッドの底の部分になります。
続いて、先程半分にした4枚を、底の部分の1枚を囲うように4辺それぞれに縫い合わせます。そして、半分になっている4枚を、画像のように囲いになるよう縫い合わせましょう。これでわんちゃんのベッドが完成です。
春夏は、座布団やクッションの生地が綿のものだと、さらさらとして快適性が高いベッドに。秋冬は、フリースやボアなどのモコモコしている生地を使うと、保温性・保湿性に優れたベッドになりますよ。
まとめ
思い立った日に完成させることも可能な、犬用ベッドの手作り方法をご紹介しました。市販ではあまりピンとくるベッドがないと感じている場合には、ベッドを手作りしてみてはいかがでしょうか。愛情込めて手作りした犬用ベッドは、きっとわんちゃんに喜んでもらえるはずです。
愛犬が手作りベッドを使ってくれないという場合には、使い慣れた毛布を置いてあげるなど、安心して過ごせる環境だと感じてもらえるようにしましょう。