グッズ
2021年10月24日
お部屋からお庭へと繋がるウッドデッキ。“屋外にあるお部屋”のような使い方ができ、愛犬と一緒に日光浴しながらくつろぐにもぴったりの空間です。今回は、わんちゃんと過ごすウッドデッキの実例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ウッドデッキは愛犬とのくつろぎ空間になる

ウッドデッキとは文字通り、木製のデッキのこと。お庭とお部屋を繋ぐ中間スペースであり、縁側のように使えることをはじめ、家具をおけばお部屋と連続したリビングのようにもなります。その他、お洗濯など家事をするスペースとしても活用できるのです。

愛犬と暮らすうえでは、お庭に出ると毎回足が汚れてしまうなどの懸念がありますが、ウッドデッキは泥などが付着することもなく、わんちゃんは気軽に大好きな屋外で過せるようになります。

安全性に考慮したウッドデッキであれば、飼い主さんはお部屋で家事をしながら、ウッドデッキでのんびり過ごす愛犬を見守るといったことも可能に。また、ガーデン家具を設置すれば、開放感のあるくつろぎ空間を作ることもできます。

ADVERTISING

広告

犬と過ごすウッドデッキのポイント

わんちゃんと過ごすうえでは、どのようにウッドデッキを選ぶべきなのでしょうか。また、快適に過ごせるウッドデッキとは、といったポイントをご紹介します。

人工木は安全性・メンテナンス性に優れている

ウッドデッキの素材としては、天然木と人工木があります。

天然木の良さは、木の温もり・質感・匂いなどが感じられ、わんちゃんもリラックスできるという点です。また、人工木に比べて、表面温度が上昇しにくいという特徴も。一方で、木のささくれで肉球を傷つけないよう注意する必要があり、木材によっては白アリ被害も考えられます。

人工木とは、木粉と樹脂などを混ぜ合わせて成型された物のことで、腐食や白アリ被害を受けません。耐久性が高いうえに、犬がよだれを垂らしたり粗相をしたりした際にも、掃除がしやすいのです。ささくれも出ませんので、安全性も高いと言えます。注意点としては、表面がつるつると滑るとわんちゃんの足腰に負担がかかるため、グリップ性がある材質を選ぶのがおすすめです。

フェンスがあると脱走・落下防止や目隠しになる

ウッドデッキでノーリードの状態で過ごさせる場合、脱走防止対策としてフェンスの設置が必須です。例えば、ウッドデッキが一階にありお庭と繋がっていれば、お庭をフェンスで囲うことで、敷地外への脱走防止対策になります。

また、ウッドデッキが二階以上にあるなど、その中だけで過ごしてほしい場合には、ウッドデッキ自体にフェンスを取り付けるという方法も。フェンスを取り付けた場合でも、犬の視界に入る距離で飼い主さんが見守ってあげることが大切です。

また、わんちゃんによっては、近所の人や鳥などが気になり、ウッドデッキで落ち着いて過ごせないということも考えられます。その場合には、目隠し用のフェンスを設置して外からの視線を遮ってあげると安心して過ごせるでしょう。

犬が外に出たがる際には暑さ・寒さに注意

夏にウッドデッキにずっと出ていては、熱中症になる危険があります。クーラーの効いた部屋と行き来できるようにしてあげる、ウッドデッキにパラソルやシェードを設置して木陰を作ってあげるなど対策しましょう。

冬もウッドデッキに長い時間いると、寒さで体調を崩してしまうかもしれません。わんちゃんがウッドデッキに出たがるようであれば、マットを敷いたり毛布をかけたりして、適度な時間でお部屋の中に入れてあげましょう。

愛犬とくつろぐウッドデッキ実例

それでは、上記のポイントを抑えているものや、参考になるアイデアが取り入れられている実例をご紹介します。

お気に入りのガーデン家具でくつろぎの幅が広がる

ガーデン家具を設置すれば、ウッドデッキが第二のリビングに。青空の下で読書をしたり、仕事をしたり、食事をしたりと、ガーデン家具があることでくつろぎの幅が広がってより快適に過ごせます。

わんちゃんもソファに座ったり、ウッドデッキにお腹をつけてひんやり感を楽しんだり、自分好みの狭い場所で過ごしたりと、ウッドデッキでの時間を楽しんでもらえそうです。

ガーデン家具については、こちらの記事もご参考ください。

目隠しフェンスでわんちゃんもリラックス


お庭を囲うフェンスを設置することで、脱走防止対策と周囲からの目隠しを両立。近隣のお家や道路などからウッドデッキの様子が見えないため、警戒心の強い犬でもリラックスして過ごせます。

また、愛犬お気に入りのマットを敷いてあげることで、より安心して過ごせる空間に。このウッドデッキであれば、飼い主さんがチェアに座って、わんちゃんを見守ってあげることができますね。

落下防止フェンスで二階でも安全


こちらは二階にウッドデッキがあるお家です。空が近く、視線の先に建物がないのでより開放感があります。二階以上にウッドデッキがある場合、落下防止対策は必須。フェンスの高さだけでなく、隙間からわんちゃんがすり抜けられないかどうかも必ず確認しましょう。

お友達を呼んだときにも大活躍

ウッドデッキはお友達を呼んだときにも大活躍。お部屋では何頭も過ごすには少し狭いというような場合にも、ウッドデッキで広々と過ごすことができます。わんちゃんたちにとっては、お友達と外で一緒に遊んでいる楽しさを感じられるのではないでしょうか。

夜は素敵な雰囲気の屋外シアターに

夜には、ウッドデッキに白い布とプロジェクターを設置するだけで、屋外シアターに早変わり。わんちゃんと一緒に好きな映画やライブ映像などを満喫でき、室内では味わえない特別な時間になるはずです。

また、夜のウッドデッキは、照明にこだわる楽しさもありますね。照明設置の際は、犬がコードをかじったり、照明にさわってやけどしたりしないよう注意しましょう。

まとめ

愛犬と一緒に日光浴しながら、思い思いの時間を過ごせるウッドデッキ。日中だけでなく、簡単な工夫で夜過ごすにもぴったりの空間になります。ガーデン家具でよりおしゃれで快適に、そして屋外シアターも楽しめる特別な空間づくりもできるなど、アイデア次第で愛犬との生活の幅がより広がっていきますね。