犬種図鑑
2017年9月17日
ぬいぐるみのような見た目と立派な口ひげが特徴のシュナウザー。ドラマで大人気になったこともありました。「とにかくかわいい!」というイメージのあるシュナウザーですが、実際はどんなわんちゃんなのか、詳しく見ていきましょう。

ミニチュア・シュナウザーはどこから来たの?

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トイプードルやチワワにつぐ人気の犬種であるシュナウザーはとてもかわいらしい犬ですが、じつは聡明で勇敢なわんちゃんでもあります。その起源はドイツにあります。農場のねずみを捕まえることを目的に作られました。

19世紀末にドイツのフランクフルトで固定化されましたが、犬種として安定せず。その完成はアメリカに渡ってからだと言われており、現在では原産国をはるかにしのぐ頭数が飼育されています。

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ミニチュア・シュナウザーの性格

そんなシュナウザーの性格はどのようなものでしょうか?

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じつは、けっこう勝気なわんちゃんなんです。あいくるしい見た目からは想像できないほど、勇敢で賢く、警戒心も比較的強い性格です。

一方で、飼い主に対してはとても従順で、「まじめな優等生」という言葉がピッタリです。ですから、飼い主はもちろん、ご家族とも友好的な関係を築いてくれるでしょう。

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行動面については、その活発で元気な気性ゆえに、たくさん遊んでほしがるはず。シュナウザーは小さいながら筋肉がしっかりしているので、エネルギッシュにかけ回る姿を毎日見ることができます。小さいぶん、お家のなかで遊ぶだけでも必要な運動をさせてあげられるので、都心部に住んでいる方や散歩の時間を十分に取れない方にとっても安心です。

これからミニチュア・シュナウザーを飼う人へ

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シュナウザーを飼う上ではじめに注意しなくてはならないことは、彼らのまじめさに頼りすぎないこと。笑 言うことは聞いてくれるし、誰とでも友好的に遊んでくれる。まじめで優秀、うちの子にはなんの問題もない! ……と思ってしまいそうですが、しつける時はしっかりしつけていくことが必要です。

しつけの時に意識すべきこと

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「まじめな優等生」というだけあって、きちんとしつけないと、とても頑固になったり見知らぬ人に対して激しく吠えたりするようになってしまいます。縄張り意識も強いので、室内のマーキングには注意しましょう。

しかし、これさえクリアできれば、飼い主に対して忠誠を誓い、ときには家族を守る勇敢な騎士のような存在となるでしょう。

健康でいてもらうために

また、もともと小型の動物の狩りをしていたテリア犬種。その仲間であるシュナウザーはも、かけ回ったりものを追ったりすることが大好きです。ボールなどを使ってこまめに運動をさせてあげてください。

「シュナウザー」とはドイツ語で「口ひげ」という意味。その名のとおり立派な口ひげがあるので、食事後や水を飲んだあとは、口の周りをこまめに拭いて皮膚病の予防をしてあげてください。口ひげは特にていねいな掃除やお手入れが必要です。1年を通してブラッシングやお尻の毛のカットなども忘れずにしましょう。

ポイント
シュナウザーは毛の長さによって頑固な性格になってしまうことがあります。カットすることで性格が穏やかになる場合があるので試してみましょう。口ひげを丸めてもとってもかわいいので、飼い主に合う方法で一緒に暮らすようにするといいですね!

シュナウザーとの楽しい暮らしを

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小柄で一緒にお出かけしやすく、抱っこなどのスキンシップも取りやすいシュナウザー。その活発さは、まるで小さなこどものようでもあります。できるだけ長く元気に一緒に暮らせるように、たくさんかわいがってくださいね!