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梅雨はエアコン必須!愛犬に適した室温・湿度と留守番対策

梅雨の時期になると愛犬のために絶対に欠かせないのがエアコンです。「お金がかかって仕方がない」という飼い主さんの嘆きが聞こえてきそうですが、エアコンは必須! エアコンを使って実現したい、愛犬に適した室温と湿度、そして留守番させる時の対策を紹介します。

出典:写真AC

犬はエアコンが欠かせない

まず、犬を飼うならエアコンは絶対に欠かせません。

室内でも室外でも、空調が効いた空間は必須! 特に、湿度も気温も高い梅雨の時期にはエアコンが欠かせません。

その理由は、犬は「汗をかいて体温を調節することができない」「全身が毛に覆われている」の2つです。

犬は汗をかけない

私たち人間は、全身に汗腺があって体温が上がる度にたくさんの汗を流します。汗は蒸発する時に体の表面の熱を奪ってくれます。この気化熱で人は体温を下げています。

しかし!
犬には汗腺がほとんどなく、汗をかくことができません。汗腺は肉球や鼻に少しあるのみ。汗による気化熱で体温を下げることが非常に難しいのです。

犬は、口を開けて涎を垂らし、涎が蒸発する時の気化熱で体温を下げています。
残念ながら、梅雨の時期は湿度が高くてなかなか水分が蒸発しません。気化熱が起こりにくく、体温がなかなか下がらないのです。

体温が下がらないと、犬が熱中症になる確率が一気に高まります!
梅雨が近付き、湿度が高くなる日が出始めたらエアコンの準備をしてくださいね。

犬は分厚い毛皮を着ている

ご存知のとおり、犬は毛に覆われています。
しかも多くの犬が上毛と下毛の二層構造の毛。特に下毛は皮膚に密着した形で、綿毛のような毛が密集しています。

皮膚から熱を放出しようと思っても、下毛がしっかり熱をキャッチ! さらに上毛もあるので、体表から熱を逃がすことができません。

上毛しかないシングルコートの犬の場合、少しは熱を逃がすことができます。ただ、毛はあるので、薄手の毛皮を着ている状態と考えてください。

犬は人間と違って、熱を逃がしにくい体です。
エアコンを使って気温や湿度を調節してあげないと、例えシングルコートの犬であっても熱中症になってしまいます。

エアコンの設定温度は25~28℃

実際にエアコンを使う時、何度に設定すべきか悩みますよね。
エアコンの設定温度の目安は25~28℃。エアコンを使うと、湿度もさがるのでキンキンに冷やす必要はありません。

また「気温が何度を超えたらエアコンを使うべき?」と悩んだ時は、こちらも25℃を目安にしてください。
ただし、気温が25℃以上でも、湿度が低くて風通しが良い環境なら、エアコン不要です。

同じ25℃でも、湿度が60%を超えると要エアコン!
「ちょっとジメッとするかな」と飼い主さんが感じたら、エアコンを使った方がいいと思ってください。

一番の目安は愛犬の様子です。
愛犬が口を開けてハァハァ言ってるなら、確実にエアコンが必要! 直ぐに口元の涎を拭き取って新鮮な水を飲ませ、涼しい環境を作ってあげましょう。

人が「ちょっと暑いかな?」と感じたら、犬は「かなり暑いなぁ」と感じています。人よりもずっと暑がりだと考えてくださいね。

留守番させる時の暑さ対策

お仕事をされている方はもちろん、買い物に出掛ける時など、愛犬に留守番をさせることがありますよね。

留守番をさせる時は、愛犬の命を守るために次の3つのポイントを重視してください。

1.短時間でもエアコンを!

例え、留守番の時間が短くてもエアコンは付けっぱなしにしてください。

「扇風機を付けているから」「窓を少し開けているから大丈夫」と思う方もいるかもしれません。

しかし、留守中はなにが起こるか分かりません。
急に天気が変わって一気に気温が上がるかもしれませんし、愛犬が誤って扇風機を倒したり、止めてしまったりするかもしれません。
窓が開いていても風が止まったら部屋の気温は上がります。犬は暑い環境に5分いただけで熱中症になることも!

熱中症で病院にいくと、診察費、点滴などの治療費がかさみます。さらに、命に関わる可能性もあります。
病院代や命を思えば、エアコン代は安いものだと思いませんか?

助けたい! と思っても、留守番中の犬には手を差し伸べられません。ですから極力ベストな環境で留守番させるようにしてくださいね。

2.新鮮な水がいつでも好きなだけ飲めるようにしておく

次に重要なのが水です。

暑い時は人も冷たい水が欲しくなりますよね。犬も同じです。冷たい水が体の中に入ると、体の内側から冷えて体温が下がります。

放熱するのが苦手な犬にとって、体の中から冷やせる水は夏の必需品! 留守番中でも新鮮な水を好きなだけ飲めるようにしてあげましょう。

ただ「深めのお皿に水をいれただけ」という水では、誤ってお皿をひっくり返す危険や、水の中で細菌が繁殖するリスクもあります。

ペットボトルを逆さにセットして好きなだけ水が飲める給水器や、噴水のような給水器、循環式の自動給水器など、給水器もいろいろなタイプがあるので愛犬に合うものを選んでください。

特に、結石ができやすい体質の犬や、腎臓の機能に不安がある老犬の場合は暑さ対策以上に新鮮な水は大切なもの!
お手入れのし易さもチェックしながら、給水器を選んでくださいね。

3.自由に移動して体温調節できる環境を作っておく

もうひとつ、愛犬が自由に体温を調節できる環境もポイントです。

愛犬の行動範囲を制限して留守番をさせる方もいますよね。その場合でも、必ず犬が移動して体温調節をできるような環境を作ってあげましょう。

例えば、フローリングやひんやりマット、通常のベッドなど。体を冷やす場所と、冷えた体を休める場所、両方を準備してあげるのがおすすめ。

エアコンで室温と湿度が調節されている部屋でも、自分で移動して体温調節できるようにしてあげましょう。

体温調節が苦手な愛犬のためにエアコンを!

犬は体温調節が苦手な動物です。

大体、気温が25℃を超えたらエアコンの利用を検討してください。特に、梅雨の時期は25℃でもジメジメして蒸し暑い日があります。
愛犬が口を開けてハァハァいっている場合は、すぐにエアコンを付けてあげましょう。

エアコンの設定温度は25~28℃が目安。エアコンを使うと湿度も下がるので極端に冷やす必要はありません。

留守番させる時はエアコンを付け、新鮮な水を準備し、自由に動いて体温調節できる環境を作ってあげてください。

人手も不快に感じてしまう梅雨の時期。エアコンを使って快適に過ごしたいものです。

posted: 2018/05/19

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