健康・美容
2020年12月23日
子犬が好奇心旺盛でどんなところにも入り込みます。お散歩中に地面に寝転ぶことや水たまりに飛び込むことも少なくありません。子犬の体が汚れ、シャンプーが必要になることも多いです。しかし、ワクチン接種が済んでいない子犬はトリミングサロンなどではシャンプーすることができません。ここでは、子犬のシャンプーはいつからしていいのかご紹介します。

子犬のシャンプーはいつからできる?

シャンプーは目に見える汚れを落とすだけでなく、皮膚を清潔に保ち、マッサージ効果、体臭の減少などの効果が期待できます。不衛生な体は、皮膚に炎症を引き起こす可能性があるため、子犬でもシャンプーをすること必要です。ここでは、子犬のシャンプーはいつからできるのかご紹介します。

目安は生後2ヶ月以降

子犬のシャンプーの目安は生後2ヶ月以降の、1回目のワクチン接種が済んでから1~2週間後から始めましょう。シャンプーは子犬の体調の良い時に行うことをおすすめします。

ペットサロンではワクチン接種が済んだあと

ペットサロンやセルフシャンプーなどの施設では、全てのワクチンプログラムが済んだあと、などの細かい規約があります。施設によりシャンプーができる時期は異なりますので、利用する時にはしっかり確認しておきましょう。

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子犬のシャンプーの手順

シャンプーは自宅であれば生後2ヶ月以降、なおかつ1回目のワクチン接種1~2週間以降、サロンなどにお願いする場合は、サロンにより異なりますが、ワクチンプログラム終了1~2週間以降となります。

自宅でシャンプーをするとなると、いくつか準備するものが必要です。さらに、シャンプーは適当に行ってしまうと、皮膚炎を引き起こすことや毛玉などができてしまうことがあります。ここでは、子犬のシャンプーの手順についてご紹介します。

ブラッシング

最初は、ブラッシングで体についた埃やフケ、脱毛、毛玉を取り除きます。とくに毛玉は水を吸収すると、さらに固くなり解けなくなります。耳の周り、脇の下、内股、尾など毛玉ができやすい場所は念入りにブラッシングをしましょう。

シャワーで体を濡らす

子犬は体力がなくすぐ疲れてしまうため、シャンプーは迅速に進めていきましょう。シャワーで体を濡らす時には、体からシャワーで濡らしていきます。顔を濡らされることを嫌がる子が多いので、顔は濡れたガーゼやスポンジを使用して濡らしていきましょう。

体にシャンプーをつけて泡立てる

次にシャンプーです。体にシャンプーをつけて、泡立てていきます。体を洗う時には、指の腹を使ってマッサージするように揉み込んでいきましょう。体をしっかり洗い終わったあとに、最後に顔を洗います。シャンプー剤が、できるだけ目に入らないように気をつけて洗っていきましょう。

しっかりと洗い流す

最後に、顔、体の泡をしっかりと流していきましょう。とくに、胸、脇、お尻、尾、お腹周りは泡が残りやすい場所なので、念入りに洗い流します。シャンプーが残ってしまうと、皮膚炎を引き起こすことがあります。体全て洗い流したあとに、目に水を流し、シャンプー残しがないようにしましょう。

タオルドライ

シャンプーが終わったあとは、タオルで体の水分を吸い取っていきましょう。ここでしっかりと水分を吸い取ることで、ドライヤーの時間を短くすることができます。

ドライヤー

タオルドライが済んだあとには、ドライヤーの出番です。ドライヤーは近づけすぎてしまうと、低温やけどを起こしますのでしっかりと離して使用します。体を全て乾かしたあとは冷風をかけて、濡れている場所がないか調べていきましょう。全て乾いていれば、これでシャンプーは終わりです。

子犬のシャンプーの注意点とは?

シャンプーは、長時間立っていなければいけないため、子犬の体に負担がかかります。シャンプーが終わると成犬でもぐっすりと寝てしまうほどです。ここでは、子犬のシャンプーの注意点についてご紹介します。

ワクチン接種の前後は避ける

子犬のシャンプーをする時には、体調がいい時に行うことがベストです。そのため、ワクチン接種の前後は避けましょう。シャンプーもワクチン接種も子犬に負担をかけます。子犬に掛かかる負担は期間を空けて、できるだけ分散させてあげましょう。

子犬の体調を確認してから

子犬のシャンプーは体調を確認してから行いましょう。子犬が体調不良の時にシャンプーを行うと体調が悪化してしまう可能性があります。

シャンプーは犬の様子を見ながら

シャンプーを行っている時は、子犬の様子や体調を見ながら進めていきましょう。舌の色は変化がないか、苦しそうにしていないかなど、しっかり確認し、様子がおかしい場合はすぐにシャンプーを中止しましょう。

まとめ

ここでは、子犬のシャンプーはいつからしていいのかご紹介しました。子犬のシャンプーはだいたい2ヶ月を過ぎ、ワクチン接種も済んでいれば、行うこともできます。しかし、子犬の体調が良い時に行うのことがベストです。子犬のためにも、しっかり様子を確認してからすすめましょう。