トレーニング・Tips
2018年5月26日
犬に関わるボランティアの中には、実際に犬とふれあえるものもあります。犬を新たな家族として迎え入れたり、一時的にあずかったりと、愛犬家のみなさんそれぞれの志向に合わせてボランティアに参加することができるのです。

里親として犬を迎え入れる

まずご紹介するのは、犬の里親になるというボランティア。日本各地には、保健所の犬たちを引き取り、犬の保護活動を行っている団体が存在しています。里親は、そういった団体に保護されている犬を引き取り、新たな家族として迎え入れるというものです。

たいてい、団体からの譲渡の前に審査があり、その後犬と面会したりトライアル期間を経たりして引き渡しとなります。また、団体によって違いがありますが、譲渡の際にはワクチン接種や飼育の費用として、数万円かかることもあります。そういった費用が、さらに多くの犬の命を救うことにつながるのです。「犬 里親 地域名」でネット検索をすれば、お住まいの地域周辺で活動している団体が見つかるかと思います。「犬のためになにかしたい」「犬を飼いたい」という方におすすめのボランティア活動です。

【里親募集団体】
NPO法人犬と猫のためのライフボート(千葉を中心とした関東圏)
NPO法人ペット里親会(埼玉・東京)

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保護犬を一時的にあずかる

里親が見つかるまでの間保護犬をあずかる、というボランティアもあります。犬の保護を行っている団体でも、シェルター(保護施設)には許容量があるため、ボランティアの方の協力を仰いでいます。

内容としては、保護犬の一時あずかり先となり、里親が見つかるまでの間自宅で犬を飼育するというものです。里親が見つかれば、あずかっていた犬を団体に引き渡してボランティア完了となります。新たな飼い主である里親に渡る前に、人との生活に慣れさせるという役割もあるため、貢献度の高さも感じられるでしょう。「多くの犬の力になりたい」と考えている方にピッタリです。

【一時あずかり募集団体】
NPO法人アルマ

パピーウォーカーとして子犬をあずかる

「パピーウォーカー」とは、盲導犬候補の子犬を期間を定めてあずかるボランティアです。1年前後の期間、家族の一員として子犬を迎え入れ、人との生活を通じて社会性を高めさせていくという目的があります。

子犬には家の中での生活を教えるだけでなく、人の多い場所、電車や車が通る場所、雨の日や風の日……… など、さまざまな場所・条件のもと外に連れていってあげます。そうすることで、「人との生活の喜び・信頼関係」「盲導犬候補に必要な経験」などを子犬に学ばせてあげられるのです。

日本盲導犬協会では、「引退犬飼育ボランティア」「繁殖犬飼育ボランティア」など、犬の飼育にかかわるボランティア活動を募集しています。パピーウォーカーのほかにも、ご自身に合った活動があるかもしれませんので、HPから探してみてはいかがでしょうか。

【パピーウォーカー等の募集団体】
公益財団法人日本盲導犬協会

DogHuggyで近所のわんちゃんのあずかりを楽しむ


私たちが手がけている「DogHuggy(ドッグハギー)」というサービス。これは、近所の飼い主さんが愛犬のお世話をできないとき、あなたが「ドッグホスト」として旅行や出張で愛犬を預けたい飼い主さんのわんちゃんをあずかるという、愛犬家同士の助け合いコミュニティです。犬の飼育経験が豊富な方だからこそできる手助けであり、「街のみんなが犬の家族」となる社会を目指す活動です。

お泊り・ショートステイ・お散歩の依頼があり、その時々で依頼主もプランもさまざま。犬の飼育経験を活かして空いた時間を有効活用することができ、あずかっている間はわんちゃんとの時間を存分に楽しむことができるのです!

すでにドッグホストとして活躍されている方には、犬とのふれあいを楽しみ、飼い主さんの役に立つことをやりがいに感じていただいています。愛犬家のみなさんが持つ「犬への愛情」を、DogHuggyという新たなカタチで活かしてみてはいかがでしょうか。

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