2018年6月1日
【犬種図鑑】幅広い世代に長く愛され続けるシーズーの魅力と飼い方をご紹介
シーズーはどんな犬?
シーズーはたれ耳で体長が少し長くしっかりとした手足をしています。シーズーの毛色は様々ありますが、主にゴールド&ホワイトかブラック&ホワイトの2通りの毛色をした子が多いです。体重は4~8kgが標準とされています。
シーズーは王宮内で育てられていたペギニーズと献上されたラサアプソが交配して誕生したと言われています。王宮で育てられたシーズーは聖なる存在として大切にされていました。しかし、その後戦争により多くのシーズーが命を落としてしまいました。そのような中でイギリス人により保護されたシーズーと戦争前にイギリス貴族に贈られていたシーズーにより繁殖されてひとつの犬種としてのシーズーが誕生していきました。
シーズーが幅広い世代に愛される理由とは?
シーズーは日本で飼われている犬種で10番以内に入るほどの人気です。シーズーは穏やかな性格で、飼い主に寄り添うタイプの犬種です。子どもがいる家庭では一緒になって遊んだり、お年寄りのいる家庭ではそっと寄り添って暮らしたりと飼い主に合わせた生活ができるのも人気の理由のひとつでしょう。
シーズーは長毛の犬種ですがお手入れをこまめにしていれば抜け毛が少ないのも人気の理由のひとつです。毛が長いのでリボンなどの装飾品をつけてヘアスタイルのアレンジを楽しむことができます。
シーズーの魅力とは?
シーズーは穏やかで落ち着いた性格をしている子が多いですが、遊び好きで活発な一面もあります。人の意志を読み取ろうとし非常に気遣いのできる犬です。しかし、王宮で飼われていただけありプライドの高い一面もあります。
シーズーは毛が長いのでさまざまなヘアアレンジを楽しめます。カット次第で男の子らしくなったり女の子らしくなったりセレブ犬のようになったりとイメチェンを楽しむことができます。まんまるな目に長い毛がぬいぐるみのように可愛くそれも大きな魅力のひとつになっているのでしょう。
シーズーを飼うときに気を付けたいところ
シーズーは鼻ペチャ犬も一種であるため、暑さにとても弱いです。そのため夏は1日中エアコンをつけてあげるなど熱中症にならないように注意してあげる必要があります。夏はひんやりマットなどの暑さ対策商品も併用すると良いでしょう。
元々乾燥した地域に生まれたシーズーは日本のような湿気の多い国地域とあまり肌が合わず、厚いアンダーコートによる湿気で菌が繁殖しやすく「マラセチア皮膚炎」にかかる子が多いとされています。肌が赤くなったりフケが多く出た場合は注意して診てあげましょう。
シーズーのしつけ
シーズーは無駄吠えや噛み癖が少ない方だとは言われていますが個人差があるのでやはり小さいころからのしつけは必須です。シーズーはマイペースで頑固な性格の持ち主なのでしっかりしつけをしてあげないと大人になってからでは直すのがすごく大変です。
また、シーズーには活発な一面もあるので、朝晩の散歩は必須です。しっかり散歩をしたり走ったりして体力をつけてあげたると良いでしょう。しかし、暑さが苦手なので夏は涼しい時間帯を選んで散歩したいですね。
シーズーとの暮らし
シーズーは無駄吠えや抜け毛が少ないので集合住宅でも飼いやすく室内犬としても優秀です。ぬいぐるみのように可愛いシーズーはヘアアレンジをしたり可愛い洋服を着たりと飼い主と一緒にオシャレを楽しめます。良いパートナーとしてかけがえのない存在になってくれるはずです。