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【犬種図鑑】チベタンスパニエルは門外不出の番犬?特徴や性格をご紹介

チベタンスパニエルは紀元前1000年以上前から存在し、19世紀まで門外不出とされていた。その間、番犬などの役割を果たしていました。性格はマイペースで頑固な一面があるものの、しつけ次第では良きパートナーとなるでしょう。今回は、そんなチベタンスパニエルの特徴や性格、歴史、飼い方までご紹介します。

チベタンスパニエルってどんな犬?

チベタンスパニエル

チベタンスパニエルは、日本ではまだ認知度が低く飼育数も多くありません。しかし、紀元前1000年以上前から存在していたといわれる、とても歴史のある犬種です。

クリクリの目にタレ耳、走るたびにふわふわと揺れるしっぽと、とても愛らしい見た目をしています。特徴は、獅子のような弓なりの前足と、上の歯よりも下の歯が前に出た独特なマズル。

とても表情豊かな犬種といわれていて、コロコロと変わる表情は見ていて飽きません。

祈祷のための犬 チベタンスパニエルの歴史

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チベタンスパニエルの原産国はチベットで、紀元前から存在する大変歴史のある犬種です。チベタンスパニエルについての詳細な文献が残っておらず、性格な起原は分かっていませんが、パグやペキニーズのルーツになった犬ではないかと憶測されています。

チベタンスパニエルの特徴である弓なり前足や飾り羽のようなしっぽが、仏の化身といわれている獅子の外見に似ていることから、チベットの寺院でとても大切に飼育されていました。魔除けを担うだけでなく、功徳を得るために経文がかかれたマニ車を回したり、不審者やオオカミの危険を知らせる番犬としての役割を果たしていました。

門外不出とされていたチベタンスパニエルは、1898年に初めてイギリスに渡ります。ですが、メスの発情期が年に1度しかないため繁殖が難しく、個体数はさほど増えませんでした。その後1965年にはアメリカに渡り、1971年に犬種クラブが発足して、徐々に世界中で知名度が上がっていきました。
 

チベタンスパニエルの特徴は?

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<特徴>

  • 大きさ:小型犬
  • 標準体高:19cm~25cm
  • 平均体重:4~6kg
  • 被毛:ダブルコート
  • 被毛の色:単色から混合色まで
  • かかりやすい病気:膝蓋骨脱臼

外見

チベタンスパニエルの体重は、オスメスともに4~6kg、体高は19cm~25cmで、小型犬に分類されます。

被毛について

代表的な毛色は、レッド、フォーン、ブラック、セーブル、ゴールドなどですが、単色から混合色まで存在し、様々な色が認められます。

毛の長さは長毛でダブルコート。耳や前足の後方、しっぽ、お尻のあたりに長い飾り毛があるのも特徴です。細く柔らかい毛はシルクのような手触りで、さわり心地が抜群。

かかりやすい病気

遺伝的な疾患は少ない犬種といわれていて、寿命も12~15年と平均的な小型犬の寿命と変わりません。

しかし、小型犬に多い膝蓋骨脱臼には注意してください。特にフローリングはつるつると滑りやすく足腰に負担がかかってしまうので、マットを敷くなどの対策をして、ケガや病気を予防しましょう。

またチベタンスパニエルは鼻が低いため呼吸が浅く、体温を下げることが苦手です。そのため夏は、熱中症に注意しなくてはなりません。

チベタンスパニエルはどんな性格?

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チベタンスパニエルは、穏やかで陽気な性格。飼い主には忠実ですが、初めての人には警戒心を見せます。

来客時には侵入者が来たと思い、威嚇したり吠えたりすることがあるので、小さいころから他の人や犬と接する機会を多く与えて、家族以外の人との交流を持たせましょう。

また、マイペースでプライドが高い一面があるので、しつけはややしにくい犬種といわれています。

しかし、のみこみが悪いわけではないので、飼い主がしっかりとリーダーシップをとり根気強くしつけをすることが大切です。

チベタンスパニエルの飼育方法は?

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<飼育方法>

  • 散歩頻度:朝夕の2回、各20分程度
  • 食事の回数:1日1回~2回
  • ブラッシング:週に1回
  • 飼育環境:室内

散歩頻度

チベタンスパニエルは小型犬のため、そこまで多くの運動量は必要ありません。散歩は朝夕の2回、 各20分程度の運動で充分です。

食事量

フードは、成犬の場合1日1回~2回与えましょう。ドックフードに乾燥小魚やチーズ、肉類を煮たものを少量混ぜると栄養バランスがよく、健康寿命を延ばすことができるでしょう。

グルーミングについて

長毛のダブルコートですが、小型犬ということもあってそこまで抜け毛が気になりません。

グルーミングは週に1回、換毛期は2~3日に1回が目安です。ただ長い飾り毛は毛玉ができやすいので、からまる前にケアをするようにしてくださいね。

飼育環境

飼育は、室内でしましょう。特に夏場は、熱中症にかからない様に温度管理に気を付けなければなりません。

これからチベタンスパニエルを飼う方へ

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チベタンスパニエルは、運動量やグルーミング頻度が少ないので、飼育の手間は余りかかりません。

しかし、マイペースで頑固な一面があるので、気分が乗らない時はコマンドに従わないなど、若干のしつけのしにくさがあります。そのため、仔犬のころから根気よくトレーニングを繰り返しおこなうことで、信頼関係と主従関係をしっかりと築くようにしてください。

しつけにくい犬種と聞くと少し大変そうに感じるかもしれませんが、盛大に褒めるととても嬉しそうな表情をするので、トレーニング中にも癒されるでしょう。

また人見知りが強いので、家族だけにみせる甘えた仕草もたまりません。

しつけや病気など、気を付けなければならないこともありますが、陽気で可愛らしいチベタンスパニエルとの生活は、癒しに満ち溢れたものになりますよ。

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