トレーニング・Tips
2020年11月29日
子犬を迎え入れたときに悩むのが、いつからしつけを始めるか、ということです。子犬はやんちゃで好奇心旺盛です。子犬のいたずらで困ることも少なくありません。ここでは、子犬のしつけはいつから行えばいいのか、しつけの注意点についてご紹介します。

子犬のしつけは必要?

もちろん子犬にもしつけは必要です。まだ早いのではないかと感じることもあるかもしれませんが、早くしつけトレーニングを始めることをおすすめします。しつけは散歩やお出かけにも活用することができるので、子犬の体調に問題なければ、始めていきましょう。

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子犬のしつけはいつから?

子犬へのしつけはいつから始めるのが一番効果的なのでしょうか。ここでは、子犬のしつけを始めるのはいつからがいいのかご紹介します。

生後2~3ヶ月ごろから始める

子犬のしつけは、共に暮らし始めてから体調が落ち着いてから、生後2~3ヶ月ごろから始めることが理想です。まだ子犬のやんちゃの時期はトレーニングを始めてもなかなかうまく行かないことが多く、飼い主さんがくじけてしまいそうになることも少なくありません。

子犬は1匹1匹で性格が異なります。そのため、しつけ方法も子犬の性格に合わせて少しずつ変えていくことがベストです。子犬のしつけは繰り返し行うことが重要です。根気強く行いましょう。

最初のしつけは名前を覚えさせることから

子犬にとって、名前というものはとても大事です。名前を呼んで、何らかの反応を示したときに褒めてあげることを繰り返し、自分の名前なんだと認識させていきましょう。

マテ、スワレ、トイレトレーニングから始める

子犬のしつけは、マテ、スワレなどの基本的なトレーニングとトイレトレーニングを並行して行いましょう。子犬ははだいたい1日5,6回排泄を行いますので、トイレトレーニングは早めに行うことをおすすめします。

1回10分程度

子犬は集中力があまりなく、トレーニングを行っていても、遊び始めてしまうこともあります。しつけをする時間は1回5~10分程度にし、集中力が切れてしまった段階で終わりにします。しつけをするときは集中して行い、メリハリを心がけて行いましょう。

子犬のしつけの注意点とは?

子犬は成犬より好奇心が旺盛でやんちゃです。この時期のしつけは根気が必要ですが、子犬のしつけをするときにはいくつか注意しなければいけない点があります。ここでは、子犬のしつけの注意点についてご紹介します。

感情的に怒らない、叩かない

当たり前のことですが、しつけのとき、感情的に怒ることや子犬を叩いてはいけません。子犬はいたずらをすることもあり、大事なものを壊されることもあるでしょう。しつけのときにも集中せず、しつけをしている側もイライラしてしまうこともあるかもしれません。しかし、感情的に怒ることや叩くことは犬との信頼関係を著しく低下させます。

子犬がしてはいけない行動をしたときは、低い声で「ダメ」と伝えることで対処しましょう。それでもおさまらない場合は、別の部屋に移動するなど犬の前から姿を消します。

クレートに閉じ込めない

子犬のしつけの注意点として、叱るときにクレートに閉じ込めることはしてはいけません。クレートは犬にとって安心できる場所です。閉じ込められることにより、クレートは嫌な場所だと犬が認識してしまう恐れがあるためです。

まとめ

ここでは、子犬のしつけはいつから行えばいいのか、しつけの注意点についてご紹介しました。子犬のしつけは生後2~3ヶ月の小さいころから行うことができます。しつけの中でもスワレ、フセ、マテなどコマンドは教えると食事のときだけでなく、散歩のときや興奮状態になったときに犬を落ち着かせることができます。

子犬のしつけはしつけに慣れている方でも大変なものなので、初めて犬と過ごす方はとくに大変です。一人で悩みこむことはせずに、ドッグトレーナーや動物病院、ブリーダー、トリミングサロンなどで働いているスタッフに相談してみることもおすすめです。