2020年10月25日
もしかしてアレルギー?こんな症状があるときは病院へ!
犬のアレルギーは3種類
犬のアレルギーは大きく分けて、次の3つです。
- アトピー性皮膚炎
- ノミアレルギー性皮膚炎
- 食物アレルギー
その中でも今回は、食物アレルギーの特徴的な症状をご紹介します。
犬の食物アレルギーとは?
その名のとおり、食べ物や食品添加物などに対して、アレルギー反応を起こすことです。肉類や穀類などがアレルゲンになりやすいと言われていますが、はっきりとした原因はわかっていないそう。そのため、まずは、一定期間アレルギー反応が起こりにくい食事を与えて、経過を観察する「除去食試験」により、アレルギーかどうかを診断する方法が一般的です。
食物アレルギーの特徴的な症状
次に、食物アレルギーの特徴的な症状をご紹介します。
下痢・嘔吐
下痢をする、嘔吐するといった症状が出ることがあります。アレルギー症状による下痢・嘔吐は、慢性的に繰り返すことが多く、薬ではなかなか改善しないことも。
かゆみ
体をしきりにかゆがっているようなら、注意が必要です。かゆみが生じやすいのは、目や耳、肘や足の付け根、肛門周辺や尻尾など。目をこする、肘のあたりを噛む、おしりを床にこするような動作をすることが多いので、よく観察してみましょう。
皮膚の赤み
目元、口元、耳の内側などに赤みが出ることも。かゆみを伴うため、顔の周辺をよくかく、口元を床にこすりつけるような動きをすることがあります。
まとめ
冒頭でご紹介したように、犬のアレルギーは、食物アレルギーだけではありません。しかし、いずれの場合も、皮膚に症状が現れることが多いと言われています。よく体をかゆがっているようなら、病院で相談してみてもよいかもしれませんね。
ちなみに、筆者の愛犬も食物アレルギー。下痢やかゆみ、皮膚の赤みに悩んでいましたが、食事療法で改善されてきていますよ。愛犬には、いつまでも健康で長生きして欲しいもの。下痢・嘔吐、かゆみ、皮膚の赤みなど、ご紹介した症状に、一つでも当てはまるな……と思ったら、まずは病院へ行くことをおすすめします。