トレーニング・Tips
2020年12月6日
愛犬と自宅のお庭でのんびり過ごしたい!そんな風に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。ただし、愛犬をお庭で遊ばせてあげるときに注意が必要なポイントがいくつかあります。今回は自宅のお庭作りでの注意点とコツを解説します。

脱走を防止する

まず、注意しなくてはならないのは脱走です。愛犬はお庭に出てテンションが上がっていることが多いでしょう。普段過ごしている中では気づかなかったジャンプ力を発揮してフェンスを飛び越えてしまう可能性だってあります。フェンスは最低でも1.5m、大型犬の場合は2m程度の高さのものを用意しておきましょう。

また、フェンスの下や継ぎ目の隙間から脱走することも。特に土の地面の場合、フェンスの下を掘って隙間から逃げ出してしまう可能性もあります。隙間カバーを活用したり、地面を掘り返すことができないように対策しておくと安心ですよ。

危険な植物を避ける

意外にもわんちゃんが食べてはいけない植物は多くあります。例えば、アサガオやユリ、チューリップなどは食べることで嘔吐や下痢、神経症状などが見られることも・・・。

一般的な家庭のお庭にも咲いているような植物も多いので、驚く方もいるかもしれません。これ以外にも犬にとって毒性のある植物はたくさんあり、全てを把握することは難しいので、植物は食べないよう愛犬が花壇に入ることができない対策しましょう。

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熱中症を防止する

屋外で気をつけたいのが熱中症です。実は犬の熱中症が多いのは春、ゴールデウィークの前後です。人間の体感では少し暑いと思うくらいでも、愛犬にとっては熱中症になるくらい暑い場合も。犬は私たちのように汗をかいて体温調節することはできません。

熱中症を予防するためにもお庭には必ずサンシェードなどを設置して日陰を用意してあげたり、水を飲める場所を確保しておきましょう。

怪我を防止する

段差や滑りやすい材質の床材の場合、骨折などの怪我に繋がる可能性があります。
お庭には階段などの段差は少なくし、スロープなどに変えたりするといいでしょう。コンクリートや樹脂素材の床材は直射日光があたる際に高温になりやすいです。その上を愛犬が歩いたときに肉球を火傷してしまうこともあるので注意が必要です。

また、コンクリートや樹脂素材の滑りやすい床材は、骨折や火傷などの直接的な怪我に繋がらずとも愛犬の足に負担をかけることになるためNG。怪我や愛犬の足腰への負担をなるべく減らすため、人工芝や愛犬用の床材などクッション性の高いものを使ってお庭づくりをすることをオススメします。

まとめ

愛犬と快適に過ごすことのできるお庭づくりには、愛犬ならではのポイントを抑えておくことが大切です。人とわんちゃんが快適に過ごせるお庭にするためにも、今回ご紹介した4つのポイントを抑えてお庭づくりを進めていきましょう!