トレーニング・Tips
2024年5月17日
「愛犬をお留守番させることが多い」「アスファルトの道路でしかお散歩させられずにかわいそう」「もっと自由に遊ばせてあげたい」そんな悩みを解決してくれるのが、広い敷地と整った芝生などで自然を感じられるドッグランです。わんちゃんに安全でのびのびと過ごしてもらえるように、ドッグランにおけるマナーについて知っておきましょう。

こんな時はドッグランを控えましょう

ドッグランでは、ワクチン証明書の提示が必要となる場合がほとんど。なぜなら園内感染を起こさないためです。

ワクチンを接種しておくことで、空気感染する病気をはじめ、感染している子のうんちやオシッコが口から入る経口感染でかかる病気などを予防可能。病原体は目に見えないため、愛犬を守るためにもワクチンを接種してからドッグランに行きましょう。既に病気を発症している場合には、他のわんちゃんに移さないためにもドッグランの利用を控えることが大切です。

また、避妊手術を行っていない女の子に関しては、発情中はドッグランの利用を控えた方が良いでしょう。

わんちゃん同士の相性にかかわらず、発情中の女の子からはオスに働きかけるホルモンが分泌されています。去勢手術をしている、していないにかかわらず、不必要に興奮させてしまったりオス同士の喧嘩に発展したりする可能性があります。目を離した隙に交配してしまう可能性も捨てきれません。出血が治まり、陰部の腫れがひいたころにドッグランへ遊びに行きましょう。

病気や体調とは別に、ドッグランを控えた方が良いのは、他のわんちゃんに対して過剰に怯えたり興奮したりする子です。周りに知らないわんちゃんが居る状況に恐怖を覚えてしまう子は、ドッグランは怖い所と覚えてしまうかもしれません。これまで以上に他のわんちゃんを怖がってしまうようになる可能性もあります。愛犬の性格も考慮したうえで、ドッグランに連れていくかを判断しましょう。

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ドッグランでは愛犬から目を離さないようにしましょう

マナーとして、ドッグラン内でノーリードで遊ばせてる、もしくは伸縮するタイプのリードを伸ばしきっている場合は目を離してはいけません。

周りには他のわんちゃんがいて、仲良く遊んでいるかと思いきや相性が合わず喧嘩に発展することも考えられます。わんちゃん同士の雰囲気が悪そうなら自分の近くに呼び戻すか、相手の飼い主さんも呼んでお互いに離れましょう。この時、自ら近付いて一方的に愛犬を引き離すのは危険ですので避けましょう。

喧嘩とは別に注意したいのが脱走です。ドッグランの敷地内を囲うフェンスが一部欠けていた、地面に差し込んだ柵の下に穴を掘って脱走した、など脱走に関する事故は実際に起こっています。特に体の小さい子は少しの隙間でも抜け出ることが可能です。安全を守るためにも、しっかり愛犬の行方を目で追い続けましょう。

ドッグランでは犬のサイズ規定を守りましょう

ドッグランによっては小型犬のみ利用可の場所や、中・大型犬とは区画を分けて利用する場所などがあります。

区画を分けるのは、犬同士の事件・事故を防ぐためです。2kgほどの体重のチワワと30kgのゴールデンレトリバーを一緒に遊ばせるのは、仲が良くてもハラハラするでしょう。

小型犬は体の大きさに反して攻撃性が高い場合があり、体の大きな子に遭遇した時に驚いて吠えかかることがあります。大型犬が気にせずとも、小型犬から飛びかかるかもしれません。

万が一喧嘩に発展した場合、被害が大きくなるのは小型犬の方です。どうしても体全体のサイズも丈夫さも大型犬に劣ってしまう以上、怪我をした時に小型犬は重症化してしまう可能性が高いです。体がそれほど大きく見えない小型の柴犬なども、獲物を噛むあごの力は強烈ですので、遊ばせる際には注意しましょう。

また、喧嘩ではなく仲良くじゃれあっていた場合でも、遊びの一環で大型犬に乗られたことで足や腰を痛めてしまう場合があります。骨格の細いプードルやポメラニアンなどは、股関節脱臼などの危険性もあるのです。

もちろん小型犬同士の喧嘩も軽んじることはできませんが、少しでも事件・事故のリスクを減らすために、ドッグランのサイズ規定は必ず守りましょう。

社会性の見極めやしつけも大事です

室内よりも格段に開放的に遊んでストレスを発散でき、活発に日々を送る手助けにもなるのがドッグランの利点です。

しかし、人間と同じように他者と同じ空間で過ごすうえでは、一定以上の社会性が必要となります。ドッグランでは、わんちゃん同士が関係性を上手に構築できるかも重要です。

ドッグランデビューを考えている方は、愛犬に社会性があるのかを見極めましょう。誰彼構わず吠えかかったり、恐怖で粗相してしまったりする場合、デビューするのは一度待って他のわんちゃんに慣らすことからスタートするべきです。

また、飼い主さんは愛犬のしつけを行い、他の利用者に迷惑をかけないようにすることが大事です。愛犬と二人三脚でマナーを守り、楽しくドッグランで遊びしましょう。