トレーニング・Tips
2017年12月18日
普段、愛犬と生活していると動物病院やトリミングなど、愛犬と移動をする場面もあると思います。特に車をお持ちでない飼い主さんは少し遠い場所まで移動するとき重宝するのが公共交通機関ではないでしょうか。今回は愛犬を連れて電車や地下鉄などの交通機関を利用する際のマナーを確認しておきましょう。

混雑時は避けましょう

混雑する時間帯で愛犬を交通機関に乗せるのは避けましょう。
例えば朝の7時から9時頃、または夕方17時から19時には職場や学校に向かったり帰宅したりする人達で混み合う時間です。
愛犬を入れたキャリーやバッグは大きくかさ張り、移動する事が難しいでしょう。また、混雑時に大きな荷物を持つ人を邪魔と思ってしまう人もいます。
近くにいた人がわんちゃんを苦手としていても離れる事が出来ずストレスを感じさせてしまう事もあります。
周囲への配慮を考えて混雑時の乗車は避け、スペースにゆとりがあり、いざという時にすぐ移動できる時間帯を選びましょう。

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周りの人から見えないようにしましょう

日本では、ペットが電車に乗る光景はまだまだ見慣れないものです。動物が好きな方は、キャリーやバッグの中で大人しく電車に揺られる光景を微笑ましく見守ってくれるかもしれません。
しかし、動物を苦手とする方たちにとっては「人間が乗る電車にどうして動物がいるんだ」と、不快に思ってしまう方もいる可能性もあります。そこまで考えずとも、やはり苦手な方は出来れば距離を置きたいと考えることでしょう。
反対に愛犬から周囲の光景が見える状態では、次々に見える見知らぬ人たちに興奮して吠え出してしまうかもしれません。

お互いが落ち着いて車内で過ごすためにも、カバーや毛布で覆うなどして視界を遮断しましょう。

様子がおかしい時はすぐに下車を

電車の中にあるたくさんの知らない人のにおい、聞き慣れない大きな音、不安定な揺れにわんちゃんは緊張や不安を感じるでしょう。狭いキャリーの中でどうする事も出来ず、興奮して吠え出してしまったり吐き気が出る可能性もあります。

愛犬が吠え始めたり体調が悪そうな場合は、すぐに近くの駅で下車し休憩させましょう。
興奮して吠えてしまうのなら、わんちゃんから外が見えないようにキャリーやバッグを覆うなどの工夫をしてみましょう。
吐いてしまう、吐くかもしれなくて心配という方は移動前の3時間ほどは食事を控えてみることがおすすめです。長距離の場合は時々休憩をさせ、水を飲ませるなどして対処しましょう。

移動を愛犬の負担にしないために

わんちゃんにも人間と同じように、乗り物が苦手な子がいます。車内の揺れだったり空気だったり、様々な原因で体調を崩す事があります。

また、人が苦手であったり、逆に人が好きで見ると過剰に興奮してしまう子もいるでしょう。
工夫をしても愛犬が交通機関を利用する事が難しいのでしたら、動物専用のタクシーなどを利用して出来るだけ負担を減らしてあげることも一つの手段です、無理せずマナーを守って公共交通機関を利用しましょう。