2018年5月26日
【犬種図鑑】クシャっといたお顔で愛らしいパグの魅力と飼い方をご紹介
パグってどんな犬?
パグの体重は6~8㎏が標準とされています。毛色はシルバー、アプリコット、フォーン、ブラックの4種類があります。パグは世界最古の犬の1種で元々は中国からヨーロッパへ広まり貴族や王室に愛され続けていました。その後1885年にアメリカに伝わりアメリカンケネルクラブに登録されました。日本へパグがやってきたのは1900年代前半のことです。
パグが人気の理由とは?
パグの魅力は何と言っても人間らしさがあるところです。鼻ペチャ犬であるためいびきをかいて寝ることもあります。話しかけると首をかしげてお返事してくれます。そんなおじさんのような一面や可愛らしい人間のような一面がありとてもかわいいです。
パグはけっして美人とは言えないですが、くしゃっとした愛嬌たっぷりのかわいいお顔でハマってしまう人も少なくありません。そのお顔は表情豊かでパグを飼った人は表情を見れば何を言っているのかがわかるといいます。
パグの性格はおっとりしていてあまり攻撃性がなく無駄吠えもしません。そのためマンションでも周りを気にしなくて良いので飼いやすいでしょう。知らない人や犬に対しても非常に友好的なので番犬には向いていません。
パグの魅力をご紹介
犬同士で遊ぶのが大好きなパグ。いつまでも子どものような表情でおもちゃをくわえて遊びます。ひっぱり合いが大好きです! 飼い主におもちゃを投げてもらうのも大好きで、喜んで走っておもちゃを取りに行きます。パグはお散歩も大好きで飼い主とのお出かけは喜んでついていきます。まるで小さい子どものように一緒に出掛けるのを楽しんでいてとても愛らしいですよ。
お散歩も大好きですが、寝るのもとても大好きです。他の犬に比べると寝る時間は長いです。またとても甘えん坊で気付けば飼い主のそばで寝ていたりもします。飼い主が家事をしていても飼い主の近くに移動して寝ています。飼い主のことが大好きで良いパートナーになってくれるはずです。
パグによくある病気
パグは顔がクシャっとしていて耳が垂れています。そのことから耳や顔のしわに垢や汚れがたまりやすくこまめに拭いてあげないと皮膚病の原因にもなってしまいます。毛が短いからとお手入れを怠りがちになってしまいますが、定期的に蒸しタオルで拭いてあげたりブラッシングをしてあげましょう。
また、パグによくある病気のひとつにパグ脳炎と言われるものがあります。大脳を中心に脳が壊死してしまう病気で進行が早く症状が出ると数日~数週間で亡くなってしまうこともある危険な病気です。症状はけいれんを起こし、てんかんの発作と似ていますが違うので注意してみてあげましょう。痙攣の他にふらつき、旋回、斜頸などの症状もみられます。
パグにはこんな一面も
パグはそのおっとりとしていて人間味もある可愛さからハマってしまう人も少なくありませんが、パグには意外と頑固な一面もあります。自分の意見を押し通そうします。しかし、幼少期からしっかりしつけをすることで飼い主の言うことを聞くように成長していきますので心配する必要はありません。
まとめ
パグはとても表情豊かな犬です。飼っていると表情で何を言っているかがわかるという飼い主も少なくありません。おっとりした性格をしているため赤ちゃんのいる家庭でも飼いやすいでしょう。パグを1度飼うとパグの魅力にハマってしまいますよ。