2020年6月14日
シニア犬のベッド選びで大切な3つのポイントと、おすすめ4選
「最近寝ていることが多くなったなぁ」と思ったら、シニア期に入ったサインかもしれません。どんなわんこにも必ず訪れるシニア世代。とくに一日の大半を過ごすようになるベッドは、どんなものを選ぶかで快適さが全く違ってきます。たくさんある中から選ぶヒントと、おすすめ4選をご紹介します。まだまだ元気なうちに、介護に必要な知識として頭の隅に入れておきましょう!
ベッド選びで大切な3つのポイント
1.洗える
シニア期が進むと、トイレが思うようにいかなかったり、食事をベッドですることもあったりと、意外と汚れやすいのです。そんなときベッド本体やカバー全て丸洗いできるのは、快適さを保つうえで重要になってきます。
2.体のサイズより少し大きめを選ぶ
わんこが寝たきりの状態になった場合、手足をピーンと伸ばした状態で横に寝ていることが多いです。この際小さめのベッドにした場合、頭がベッドの下に落ちてしまったり、トイレの時に床まで濡れてしまったりといったことが起こります。そのため少し大きめがちょうどいいサイズです。
3.高反発のもの
発売当初人気のあった低反発素材は、とても柔らかいのですが沈みすぎて動きにくかったり、疲れやすいといわれています。また素材の性質上、寒い時期には硬くなってしまいます。一方の高反発ベッドは耐久性や通気性がよく、耐圧分散にも優れており、特に大型犬におすすめです。唯一のデメリットは、通気性の良さから冬は寒いということ。暖房など寒さ対策をしてあげてください。
シニア期のわんこにおすすめのベッド4選
【ユニ・チャーム ペット Pro】介護用マット
大手化学繊維メーカー 東洋紡が開発した「ブレスエアー」を、さらにペット専用に改良。獣医師推奨品で、動物病院で購入することができます。価格、サイズについてはお近くの動物病院、またはユニ・チャーム ペット Proライフサポートセンターへお問い合わせください。
- サイズ 小~中型犬用、中~大型犬用、大型犬用
【ポンポリース】高反発エアプレーンマット
高反発素材のマットは高額なものが多いなか、大型犬サイズでも8,856円と比較的安価で販売されています。
- サイズ M、L
- 価格 M:6,480円(税込み)、 L:8,856円(税込み)
【株式会社ボンビアルコン】耐圧分散マットレス エアブリーズ
こちらはカバーに取手が付いており、これがなかなかお役立ちなのです!部屋のお掃除のためにベッドを移動したり、ひなたぼっこに窓際まで運んだり…。通院の際もこのまま車に乗せられます。シニア期にはベッドに寝たままでの移動が増えますので、特に中型犬以上のわんこにおすすめです。ただしサイズがXLでもやや小さめなので、大型犬は2つ使うのがいいかもしれません。
- サイズ M(小型犬、猫)、XL(中型~大型犬)
- 価格 M:5,292円(税込み)、 XL:10,260円(税込み)
【株式会社オーエフティー】犬の介護マット クッションエアー
こちらは釣り糸の性質を利用した、特殊素材でできたベッドです。もっちりした弾力と高い耐久性が特徴。チェックのカバーもおしゃれです。さらに一番大きいXLサイズでも10,800円と、コスパも優秀なマットレスです!!
- サイズ S、M、L、XL
- 価格(全て税込み) S:3,780円、M:5,400円、L:9,180円、XL:10,800円
まとめ
シニア期のベッドは、褥瘡(床ずれ)予防のためにも大切です。毛布やタオルを重ねた簡易のベッドでは、耐圧分散性や通気性などどうしても劣ってしまいます。通気性の悪さから皮膚病になってしまうケースもあります。またシニア用として低反発のベッドが一般的ですが、実際に使ってみると割とすぐへたってしまう印象で、熱がこもる性質から夏はかなり暑くなります。値段が高いというデメリットはありますが、特に大型犬には高反発素材のベッドを選んであげたいですね。