健康・美容
2022年7月6日
子犬を家族に迎えて「早速おやつを与えたい!」と思うかもしれません。ですが、子犬の内臓はまだまだ未成熟な状態のためおやつの選び方は重要です。子犬の成長を見守りながら、適切な時期と種類のおやつををどう選べばいいのか解説します。

子犬にいつからおやつは与えてOK?

生まれてから間もない子犬は内臓がまだ未成熟な状態です。そのため小さな子犬の場合は小さくて柔らかめのおやつを与えはじめ、少しづつ堅いおやつや噛み切りにくいおやつにもチャレンジしましょう。

  • 生後3ヶ月から:柔らかめのおやつ(ボーロ、ビスケットなど)。
  • 生後6ヶ月から:歯磨きガム、硬めのおやつなど。

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子犬や老犬用おやつを選ぶポイント

子犬は体が成長途中でたくさんのカロリーや栄養素が必要です。しかし、内臓機能が未熟で、食事だけでは栄養を十分に摂れないことがあります。そのため子犬の場合は、食事だけで摂りきれないカロリーや栄養素を補うための補食としておやつを活用してください。

子犬に与えるおやつを選ぶポイントは、以下の5つです。

  • 体を作るのに欠かせないタンパク質が含まれるもの
  • 骨を育てるカルシウムが含まれるもの
  • ビタミン類が含まれるもの
  • 鉄分といったミネラル類が含まれるもの
  • できるだけ脂質を抑えたもの

これらを食べ慣れたフードにプラスで与えることです。栄養価が高くて食べやすいおやつを与えるようにしましょう。

子犬におすすめおやつ3選

ヤギミルク

犬に牛乳が合わないことは有名です。しかしヤギのミルクなら大丈夫! カルシウムだけでなく、ビタミンA、B群、Dなども豊富で、水分補給にもなります。子犬はもちろん、老犬にもおすすめしたい食材です。

加熱した馬肉ミンチ


馬肉は高タンパク低脂肪の肉です。しかも馬肉に含まれている脂肪は不飽和脂肪酸といって人の健康でも注目されている良質の脂肪で、毛艶や毛並みを美しくしてくれるのでおすすめです。なお、生肉もありますが寄生虫や病原菌のリスクを減らすため必ず加熱して使ってください。

ふりかけ

歯が弱い子犬の場合、ジャーキー類を嫌がることがあります。そんな犬には、鹿肉や鶏肉を乾燥させて粉末状にしたふりかけを使ってタンパク質を補いましょう。

これらの食材を普段のドッグフードにプラスし、補食(おやつ)として出してあげるのがおすすめです。嗜好性をよくし栄養素を強化したおやつで成長や体の維持を助けてあげましょう。

子犬におやつを与える時の注意点

子犬の場合、食べ終わるまで必ず見守ってあげてください。子犬は成犬のように動きが俊敏でなく、意思表示の動作が小さいことがよくあります。

誤飲やアレルギー、体に合わないなどのトラブルをいち早く発見するために、飼い主さんは必ず食べ終わるまで側で見守ってあげましょう。

上手く食べられないかな? と感じた時はサポートしてあげてください。器の高さを変えたり、角度を変えることで上手く食べられるようになったり、柔らかさやトロトロ具合を工夫することで食べられるようになったりします。愛犬に合ったおやつを作ってあげてください。