2021年1月29日
犬の睡眠時間はどのくらい?愛犬が快適に寝るためには?
睡眠の大切さとは?
犬にとって睡眠はとても大切です。睡眠がしっかりとれない状態になると、子犬であれば成長障害を引き起こします。さらに、ストレスが溜まり、イライラしてしまうことや落ち着きがなくなることがあります。ここでは、睡眠の大切さについてご紹介します。
体力の回復
犬にとって睡眠はとても大切で、体力や免疫力を回復するなどの効果が期待できます。睡眠がしっかりとれないと、体力や免疫力が低下するため、病気を引き起こしやすくなることもあります。犬が眠る時は、しっかりと体を休めることができるような環境を作ってあげましょう。
健康的な生活
犬にとって睡眠は、健康的な生活を送るためにも大切です。睡眠を怠ると、体を動かすことも億劫になります。犬によっては、食欲や元気がなくなってしまうことがあります。健康的な生活を送るためには、高栄養の食事とゆっくりと体を休めるための睡眠、適切な運動が必要です。
犬の睡眠時間はどれくらい?
犬にとって睡眠が大切なことはわかりましたが、実際どれくらいの睡眠が必要なのでしょうか。ずっと眠っているけれど大丈夫なのか、睡眠がしっかりとれているのか、など気になりますよね。ここでは、犬の睡眠時間はどれくらいなのかご紹介します。
- 子犬:18~19時間
- 成犬 12~16時間
- シニア犬 18~20時間
子犬の睡眠時間は、だいたい18~19時間です。多い時は20時間ほど眠ることもあります。子犬は成長のためにも睡眠が必要なので、子犬が寝ている時はしっかり寝かせてあげましょう。
しかし、子犬にとっては食事も必要な時間で、ごはんを食べずに寝てしまうと低血糖を引き起こす可能性があります。ごはんの時間は子犬を起こして食事の時間をとってあげましょう。
成犬の睡眠時間は、だいたい12~16時間です。子犬やシニア犬に比べて睡眠時間は短くなります。その代わり、起きている時間にしっかり体を動かす時間を作ってあげましょう。睡眠時間の半分はうたた寝の状態なので、物音や飼い主さんの動きなどにより目を覚ますことがあります。
シニア犬の睡眠時間は、だいたい18~20時間です。犬は8歳頃になるとシニアの仲間入りをします。体や見た目はあまり変化がわからないかもしれませんが、睡眠時間が徐々に長くなっていきます。
シニア犬は、体の機能だけでなく、体力も低下していくため、睡眠時間がとても大事です。お出かけや動物病院の受診、トリミング後などはしっかり体を休ませてあげましょう。
犬がぐっすり眠るためには?
犬はさまざまな場所で自由眠ってしまうこともありますが、寝床を整えるなどして眠るための環境を用意することでぐっすりと眠ることができるようになります。ここでは、犬が眠るために必要なものについてご紹介します。
睡眠するための環境作り
犬がぐっすり眠るためには、睡眠するための環境を整えることが大事です。犬のベッドやクッションを用意し、犬が安心して眠ることができるように、音楽やテレビなどの音量を下げます。できれば、眠る時には電気を消し、ぐっすり眠れるようにしてあげることをおすすめします。
日中体を動かす
犬がぐっすり眠るためには、日中体を動かすことが大事です。犬が起きている時に、適切な運動を取り入れることで、体が疲れ、犬がぐっすりと眠れるようになります。犬が夜になっても眠らないであれば、運動量が足りていない可能性があります。
まとめ
ここでは、犬の睡眠時間はどれくらいなのか、犬がぐっすり眠るために必要なことなどをご紹介しました。犬の睡眠時間はライフステージにより異なりますが、だいたい12~20時間前後です。犬がぐっすり眠るためには、眠るための環境作りが大事です。
犬の健康のためにも、良質な睡眠をとることができるようにサポートしてあげましょう。