トレーニング・Tips
2021年1月31日
最近では、ペットとともに過ごすための便利なグッズがたくさん販売されています。とくに服はさまざまなデザインがあり、選ぶのも楽しくなりますよね。しかし、実際に購入して着せてみたら、犬が嫌がり着てくれなかった、なんてことはありませんか。でも、せっかく服を買ったのであれば愛犬には着てほしいところですよね。ここでは、愛犬が服を嫌がる時の慣れさせ方についてご紹介します。

愛犬が服を嫌がるのはなぜ?

犬が服を着てくれないのは悲しいですよね。では、なぜ服を着ることを嫌がるのでしょうか。ここでは、愛犬が服を嫌がる時の理由についてご紹介します。

服に慣れていない

愛犬が服を嫌がる理由の1つとして、犬が服を着ることに慣れていないということがあります。もともと服を着て生活していない犬に、急に服を着せると、犬が慣れないため嫌がります。さらに、体にまとわりつくような違和感があります。

サイズが合っていない

愛犬が服を嫌がる理由の1つとして、服のサイズが合っていないということがあります。服のサイズが愛犬にあっていないと、窮屈になってしまう、もしくは、ブカブカすぎて歩きづらくなります。
可愛らしいデザインでも、機能性の高い服でも、サイズが合っていないと着てくれなくなる可能性があります。服を購入する時には、サイズを測定してから購入しましょう。

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服の慣れさせ方とは?

服を着ることが苦手な犬は、無理やり服を着せても嫌がり、パニックになってしまうことや服を破いてしまうことがあります。では、どのように慣れさせていけばいいのでしょうか。ここでは、服の慣れさせ方についてご紹介します。

1. はじめは着せやすい洋服を選ぶ

犬に服を着せる時には、着せやすいシンプルなものを選びましょう。犬が歩いた時にあまり違和感のないように、装飾品もあまり付いていないものを選ぶことをおすすめします。

服を購入したら、どのように着るのかあらかじめ調べておきます。実際に着せる時に、手間取ってしまうと、犬が余計嫌がってしまうので、注意しましょう。

2. 服を着たら褒める

犬が服を着た時にはたくさん褒めてあげましょう。はじめは服を着た時に褒めてあげ、服を着て大人しくできたら褒める、ある程度の時間着ることができたら褒めてあげましょう。
褒めるタイミングは服を着て落ち着いた時で、服を嫌がり噛んでいる時に褒めてしまうと、「服を噛むこと」が「いいこと」だと勘違いしてしまいますので、注意しましょう。

3. 服を着せたまま散歩に行こう

犬が服を着て少し慣れたら、そのまま散歩に行きましょう。散歩でなくても、室内でのボール遊びなど犬が夢中に慣れる時間にします。犬が遊びに夢中になることで、服を着ていることに違和感がなくなりやすくなります。

4. 短時間から徐々に慣れさせる

犬が服を着る時間ははじめは5分、10分などの短い時間でも大丈夫です。徐々に時間を延ばしていきましょう。しかし、皮膚炎を患っている時は、犬に服を着せることで悪化するケースもあります。獣医師に確認してから着せてあげましょう。

服を着る時の注意点とは?

一生懸命選んだ服を犬が着てくれたら嬉しいものですが、服を着せる時にはいくつか注意点があります。ここでは、犬が服を着る時の注意点についてご紹介します。

無理やり着せない

犬が嫌がっている時には、無理やり服を着せないようにしましょう。犬に無理やり着せることで犬が服を着ることを嫌がり、服に慣れさせることが難しくなります。できるだけ、犬の気持ちを尊重し、嫌がるようであれば、日を改めてチャレンジしてみましょう。

怒らない

犬が服を着ることを嫌がっても頭ごなしに怒ることは控えましょう。犬は服を着たことに対して飼い主さんが怒っていると認識してしまうことがあります。嫌がる時には、一度中止し、気持ちを切り替えましょう。

最初は着せやすさで服を選ぶ

たくさんのデザインがあり、可愛らしいものもたくさんありますが、最初は着せやすさで服を選びましょう。

採寸してから服を購入する

犬に服を購入する時には、しっかりと採寸し、愛犬のサイズにぴったりなものを選びましょう。犬の服を選ぶ時には、首周り、胴回り、腕周りなど測定部位がたくさんあります。愛犬にぴったりなものを選ぶことで、犬が服に慣れやすくなります。

まとめ

ここでは、愛犬が服を嫌がる時の慣れさせ方についてご紹介しました。犬が服を着てくれるようになると、いつもと同じお散歩でも少し気分が上がりますよね。服の種類によっては、保温効果が高いもの、通気性の高いものなど、犬にとっても良い効果が期待できるものもあります。

関連記事:おしゃれなだけじゃない?犬の服について

服に慣れさせる時には、なかなか慣れていかなくても少しずつ犬のペースに合わせて進めていきましょう。