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2024年6月18日

お部屋の中にケージを設置することで、愛犬が安心できる特別な居場所を作ってあげることができます。その一方で、ケージ周りにペット用品があふれ、「おしゃれなインテリアを楽しめない…」と感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そのように諦める必要はなく、わんちゃんとの生活スペースにひと工夫加えることで、お部屋全体の統一感を生み出すことができます。ケージの置き方の実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもケージとは?サークルやクレートとのちがい

お部屋で過ごすわんちゃんにも、自分だけのテリトリーを作ってあげることが重要です。その役割を果たすのが、ケージやサークル、クレートであり、わんちゃんはその中を特別な居場所にして、安心して眠ったり、お留守番をしたり、トイレをしたりするようになります。

ケージ・サークル・クレートはそれぞれ特徴がありますが、特にケージとサークルは似ているので、ちがいがよくわらないという飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。主に以下のようなちがいがあります。

ケージ

ケージは側面だけでなく、床面と天井面があります。ケージであれば、柵を飛び越えたり、上から物が落ちてきてケガをしたりといった危険から愛犬を守ることもできるのです。

サークル

サークルは柵で側面が囲われているのみで、基本的には床面と天井面がありません。わんちゃんのテリトリーを広く囲いたいという際によく用いられます。

クレート

クレートは持ち運び可能な犬小屋のようなもので、ケージやサークルとはちがって、トイレや食事をするスペースはありません。愛犬と一緒にお出かけする際や、就寝スペースとして用いることが多いのがクレートです。

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ケージの置き方次第でお部屋のインテリアを楽しめる

愛犬と同じお部屋で暮らすなかで、「お部屋がペット用品でごちゃごちゃしがち」「インテリアをどう工夫したらいいのかわからない」と感じる飼い主さんも多いのではないと思います。

そうした際におすすめなのが「ケージ」であり、天井面があることで、上にペット用品などを置くことも可能です。作りが丈夫でわんちゃんのサイズに合ったケージを選ぶのはもちろんのこと、ケージの選び方や置き方などのアイデア次第で、お部屋のインテリアとして全体の統一感を生み出すこともできます。

ポイントは、お部屋全体でカラーやテイストを統一させること。ケージやペット用品がお部屋の中で浮いてしまうことなく、おしゃれなインテリアを楽しむことができますよ。

ケージの置き方の実例

それでは、ケージの置き方についての実例をご紹介します。

実例1.わんちゃんのお部屋が丸ごとおしゃれな棚に変身

ケージの上に板を載せることで、ケージの天井面の格子が隠れ、床やテーブルなどとマッチした雰囲気を作ることができます。また、天井面に物が置けるようになり、ケージを棚に変身させることができました。物の置き過ぎには注意が必要ですが、写真やティッシュボックスなど、かわいい小物を置くことができます。

また、ケージ自体がホワイトの柵とベージュの木枠でできていて、お部屋のインテリアに合っていることもポイントです。まずはお部屋のインテリアを決めて、それに馴染むケージを選んでみてはいかがでしょうか。

実例2.タイルマットや小物でおしゃれな空間に

ケージ前にタイルマットを敷くことで、汚れがちな部分をカバーしています。季節や気分によって、タイルマットを変えてみるのも楽しいですね。

また、ケージの上にティッシュやトイレットペーパーを置く際は、デザイン性に優れたケースに入れることでおしゃれさがアップ。ペット用品も、高さを統一したバスケット素材のケースにまとめました。タイルマットやケースも全体のカラーをまとめることで、違和感なくすっきりした空間となります。

実例3.カラーを統一し、北欧スタイルにマッチ

こちらは人気の北欧スタイルのお部屋。木製家具を使ったナチュラルな雰囲気が特徴のお部屋では、壁のカラーに合わせてホワイトのケージにしています。また、ケージ内に置くトイレシートもホワイトに統一し、ベッドも部屋の雰囲気と同じナチュラルな色合いに。このようにカラーを合わせるという工夫だけで、お部屋とマッチさせることができます。

実例4.ログハウスのようなお部屋にはシックなデザインが◎

こちらは、光が差し込み、木のぬくもりを感じられるログハウスのようなお部屋です。無骨・カントリー・モダン・ヴィンテージといった言葉が合うお部屋には、ブラックの柵に木目調の枠組みでできた、シックなデザインのケージがよくマッチしています。カラーだけでなく、素材感・質感にもこだわった実例です。

実例5.シルバーアイテムを飾って上品なインテリアに

こちらは柵ではなく扉や壁があり、わんちゃんのお家のような特徴的なケージです。お部屋の壁がグレージュカラーになっているため、ケージの真っ白さが際立っています。さらに、シルバーアイテムを飾ることで、より一層上品さを感じられるインテリアにまとまりました。こちらのケージは価格帯は高いながら、丈夫さも十分で、わんちゃんとしては壁に囲われる安心感もあります。

実例6.シンプルモダンなお部屋の一角をわんちゃんルームに

最後に、ケージではなく、仕切りによってお部屋の一角にわんちゃんルームを作った実例です。

壁や床、家具もホワイトを基調としている、シンプルモダンなインテリアのこちらのお部屋。その一角に、同じ様にホワイトの仕切りで、わんちゃんだけの居場所を作っています。

扉付きでわんちゃんが自由に出入りでき、壁が透明なことで、中から飼い主さんのことが見えるという工夫が施されているのです。飼い主さんもわんちゃんのことが見えるので、お互い安心して過ごせる空間となっています。デザイン性にも実用性にも優れた例です。

まとめ

ケージの選び方や置き方を工夫することで、おしゃれなお部屋づくりが叶うのです。ケージを活かしたインテリアは、わんちゃんと暮らしているからこそ実現できるという楽しみがありますね。わんちゃんが過ごしやすく、飼い主さんも楽しい、そんなお部屋を作る際の参考にしてみてください。

わんちゃんの居場所づくりに関しては、こちらの記事もぜひご覧ください。→犬用ベッドの選び方を解説!失敗しないベッド選びを

今回、ご紹介した事例はこちらのInstagram投稿からもご覧いただけます。