2020年7月24日
【犬種図鑑】ジャックラッセルテリアの特徴や性格とは?飼う際の注意点もご紹介
目次
ジャックラッセルテリアってどんな犬?
イギリス南西部で200年ほど前に誕生した犬種で、もともとはキツネ狩りのために活用されたテリア犬です。
「ジャックラッセル」という名前はこの犬種を作り出した牧師の名に由来します。
小さな体に大きなエネルギーを秘めたこのテリア種は、他の犬に比べると歴史の浅い犬種であるものの、『マスク』や『アーティスト』をはじめとした映画作品に登場したことで、多くの人に知られるようになりました。
その見た目の愛くるしさから世界各国で愛されている犬種です。
一人の牧師と一匹の犬との出会いがきっかけ? その歴史とは
ジャックラッセルテリアの歴史は、19世紀中頃に、牧師のジャックラッセルが出会った一匹の小型犬からはじまりました。
牧師はこのテリア種の雄犬を気に入り、トランプと名付けました。
やがて彼が思い描く理想の猟犬を生み出すために、ビーグル、ボーダー・テリア、さらにはブルテリアなども交配し、改良が重ねられたと言われます。
こうして、キツネを巣穴から追い出せるよう、地中に潜り込むことができるサイズの、俊敏な動きをする犬種が作出されました。
次第にイギリス国外にも輸出されるようになり、それぞれの土地の気候や目的に合うように改良されていきました。
ジャックラッセルテリアの見た目の特徴とかかりやすい病気
画像:instagram jackrussell_gooseさん
<特徴>
- 大きさ:小型犬
- 標準体高:約25〜30cm
- 平均体重:4kg~6kg
- 被毛:スムース、ラフ、ブロークン
- 被毛の色:ホワイト&タン、ホワイト&ブラック、ホワイト&タン&ブラック
- かかりやすい病気:大腿骨骨頭壊死、膝蓋骨脱臼など
外見
ジャックラッセルテリアは見た目よりも気質や能力に注力して改良が行われた犬種なので、外見には個体差があります。
体高は約25〜30cmで、平均的な体重は4kg~6kgです。足は短めですが、引き締まった筋肉をもち、活発に動き回ります。
毛について
毛の種類は、スムース、ラフ、ブロークンの3種類があります。
毛の色は白地に班が入ることが多く、白のみの場合はごく稀です。ホワイト&タン(褐色)、ホワイト&ブラック、ホワイト&タン&ブラック(トライカラー)の3色が主流です。
かかりやすい病気
かかりやすい病気には、パターン脱毛、肥満細胞腫、重症筋無力症、原発性免疫不全、大腿骨骨頭壊死(レッグ・ペルテス)、膝蓋骨脱臼があります。
ジャックラッセルテリアはどんな性格の持ち主?
とても好奇心旺盛で、賢い一面もあります。
小型犬だからといって飼育が簡単なわけでなく、ドッグオーナー初心者向けの犬種とは言えません。テリア種特有の頑固さもあり、しつけには時間と忍耐を要しますが、愛情と手間をかければ、家族のメンバーと穏やかに過ごすことも十分に可能です。
乱暴な気質も残っているので、小さな子どものいる家庭では気をつけてください。
狩猟本能が残っているため、他の犬や小動物と一緒に飼育することはあまりおすすめできません。
ジャックラッセルテリアを迎えるにあたって気をつけたいこと
<飼育方法>
- 散歩頻度:1日1時間以上
- 食事の回数:1日2回
- ブラッシング:毎日
- 飼育環境:室内
散歩回数
じっとしていられないことがあるので、1日1時間以上は散歩の時間が必要です。
好奇心を満たせるように十分に遊びの時間を設けることも必要です。
小柄な体格に反して、大型犬と同じくらいの体力がありますので、飼い主にも体力が求められます。
飼育環境
寒さに弱く、見知らぬ人に吠えることもありますので、屋内で飼うことをおすすめします。
食事回数
1日の食事回数は子犬の頃は3〜4回ですが、成犬では1日2回です。
ブラッシング
被毛のお手入れは、3毛種いずれも毎日しっかりブラッシングするのが大切です。
ブロークンコート、ラフコートの場合は、ストリッピングという毛を抜く方法で、不要な毛を取り除き毛質をよくするお手入れを行います。
ジャックラッセルテリアをこれから飼う方へ
画像:instagram kennel_ddjack_russellterrierさん
ジャックラッセルテリアは、飼い始めてからこんなはずではなかったと、見た目とのギャップに驚く人が多い犬種です。
可愛いらしい見た目に油断せず、根気強くしつけを行うことが必要です。
手を焼くことがあるのもジャックラッセルテリアを飼う醍醐味と言えます。
愛情を注ぎ、子犬のうちからトレーニングを重ねれば、人生をより豊かにしてくれる個性的なパートナーとなることでしょう。
運動が大好きな犬種なので、スポーツを楽しみたい方にもおすすめの犬種です。