2022年7月6日
犬の肥満原因って?放っておくと危険なことに?!
基本的な肥満の原因とは?
肥満の原因は、ほとんどが消費カロリーよりもを摂取カロリーを多く取っていることにあります。
1日の基礎代謝カロリーと消費カロリーを合わせたものよりも、摂取カロリーが上回ってはいませんか?
「小型犬だから運動をしなくても大丈夫」と思っていたり、日頃から間食を多めにあげていると気づかない間に太っていたなんてことも。
犬は自分で食べるものを制限できません。飼い主さんがうまくコントロールしてあげましょう。
自分のわんちゃんが肥満かどうか詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください👉【簡単】犬版BMI知ってる?愛犬のBCSを知って食事管理しよう
肥満による危険な症状
犬の肥満は、人と同じように体に良くない影響を及ぼします。そこで、肥満による健康的被害を3つほどご紹介します。
①間接に負担がかかる
これに関しては、適正体重よりも身体が重くなっている訳なので、必要以上に間接に負担がかかってしまいます。
そうなると運動量を増やそうにも間接が痛くて走ったり、散歩を嫌がることにも繋がる恐れが。運動によるダイエットができなくなることも。
②高血圧や糖尿病
こちらは人間も同じですよね。肥満であればあるほど、心臓は酸素を含んだ血液を多く送らなければならないので、心臓の負担も大きくなります。
糖尿病に関しても、 通常であれば膵臓から作られるインスリン【血糖を下げるホルモン】により血糖値は調節されますが、オヤツやフードを多く摂取することで糖分も多くなる可能性も高くなります。
それによりインスリンの数が追い付かなくなり、膵臓にも負担がかかり、血糖値を下げる能力が低下してしまいます。
③内臓への負担
肥満になるということは、必要以上に食べ物を摂取してしまうのが原因というのは冒頭でもお伝えしました。 それに比例して必要以上に内蔵の働きが多くなります。
内臓は休憩したくても、食べ物や無駄な栄養素が運ばれてくるため、働かざるを得なくなります。
肝臓は主に毒素の解毒や分解、腎臓は主に老廃物を排出するといった臓器になりますので、品質の良い食材であっても必要以上に多ければ不要なものに。
品質の悪い添加物が多いような食材であればより多忙に。重労働が続くことで本来の機能が低下してしまうことにも繋がります。
最後に
身体のフォルムが真ん丸していると可愛く感じる飼い主さまも多いかも知れません。ただ肥満を甘く見てはいけません。手遅れになる前に、飼い主さんが愛犬の健康を常にチェックしてあげてください。
一番近くで愛犬を見守っている飼い主さまが、愛犬の健康面までサポートしてあげてくださいね。
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