2023年2月17日
犬が肉球や足をなめるのは異常のサイン!対処法も解説
目次
肉球・足なめの原因1:『フィジカル的な理由』
犬が肉球や足をなめてしまうフィジカル的な理由は以下が考えられます。
肉球・足先に傷がある
散歩やドッグランで走ったり、遊んだりしている際に、小石やガラスを踏んでしまった、擦りむいてしまった。こういった理由により、いつもとは違う足先の刺激や違和感によりなめてしまいます。
肉球の乾燥や肌トラブル
散歩の後、足先を毎回シャンプーしたり、散歩ルートがアスファルトの場所が多かったりすると、肉球の皮脂や水分が奪われて肉球がガサガサに。
人も肌トラブルのある箇所を触ったらダメとはわかりつつも触ってしまうことありますよね?犬も同じです。乾燥により肉球の表面が固くなり、肉球のヒビ割れを引き起こす原因にも繋がります。
アレルギーや虫刺され
フードやオヤツの成分が愛犬に合わず、アレルギー反応による痒みが。または、草むらを探索していた際に虫に刺されてしまったのかもしれません。
肌トラブル同様に痒い箇所を掻いてしまってはダメとわかりつつも…掻いてしまうことありますよね。このような『フィジカル的な理由』により肉球・足先をなめてしまうことがあります。
肉球・足なめの原因2:『メンタル的な理由』
犬が肉球や足をなめてしまうメンタル的な理由は以下が考えられます。
環境が落ち着かない
騒音が多いなど、愛犬が安らげるようなベッドやスペースが確保されてない環境です。自身の気を紛らわせるために肉球・足先をなめてしまうことがあります。また、飼い主さんに怒られた際にも行うことがあります。
散歩に行けないなどの運動不足
雨の日が続き、散歩が大好きなのに外に行けない。こういった運動不足やストレスにより、肉球・足先をなめる行為を行ってしまうことがあります。
独りぼっちのお留守番
日々のお留守番時間が長く、分離不安になっていると、独りぼっちの寂しさを紛らわせるために、肉球・足なめ行為を行ってしまう愛犬もいます。
肉球・足なめ行為の『メリット』と『デメリット』は?
『メリット』
愛犬自身にすれば、肉球・足なめ行為をすることで、自身を落ち着かせることに繋がるかもしれませんが、それをしなくとも落ち着ける環境にしてあげるのが重要です。
肉球・足なめ行為によって、愛犬の異変に飼い主さまが気付けるというのが唯一のメリットになるのかなと思います。
『デメリット』
肉球・足なめ行為をしてしまう環境自体がデメリットではありますが、傷口や肌トラブルがある箇所をなめてしまうと、その箇所で細菌が繁殖し、さらに症状が悪化してしまう恐れがあります。
肉球・足なめ行為の改善方法
愛犬が肉球・足なめ行為をするメリットはほとんどありません。
そこで気になるのは、どうすれば改善できるの?といった方法です。3つのポイントをお伝えします。
ポイント1:ストレス発散
すぐにでも行えるものとして、たくさん愛犬と遊んであげましょう。室内でもボール遊びによりストレス発散、運動不足の解消になります。
触れ合う時間が増えることで、愛犬の『フィジカル的な理由』に気付きやすくなりますし、お互いが幸せな時間を過ごすことにより『メンタル的な理由』を改善していくということにも繋がります。
ポイント2:肉球のケア
散歩の前後に肉球クリームを活用。これにより肉球の保護や、ヒビ割れを予防できます。
<<犬用のくつ・靴下を選ぶ際はこちらも参考にしてみてください。>>
足先のシャンプーを頻繁にやられるのであれば保湿も大事です。落ち着かない環境であればベッドの数を増やしたり、静かな環境を増やしてあげるのも大事ですね。長時間のお留守番があまりにも続くのであれば、安心できるお預け先を見つけてみるのも良いですね。
ポイント3:肉球の保護
慣れるまでに時間が必要ですが、靴を履いてお散歩に行くことで怪我のリスクを下げることができます。
あまりにも足先をなめ、唾液により炎症を起こしてしまう愛犬や、傷口があるなど、場合によってはエリザベスカラーの着用も必要なこともあります。
肉球を乾燥やダメージから保護するために
ナチュラルドッグカンパニーの「PAWSOOTHER®」は、わんちゃんの肉球に潤いとみずみずしさを与え、乾燥を防ぎますよ。
たとえば、肉球がかたくなったり乾燥によりダメージを起こしたりしているときにもGood。ローズマリーやカモミールなどリラックスに優れた天然ハーブ、優れた保湿力を持つホホバオイルなど、オーガニックな植物成分が豊富に配合されているところもポイントです。
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犬が発するサインに気づくことが大切
愛犬が肉球や足をなめてしまう行為についてお伝えしました。
頻繁に行う場合は、発見しにくい病気や怪我が隠れている場合もあるので、獣医さんによる診断をしてもらうことも重要です。まずは愛犬との触れ合う時間を大切にしてあげてください。お互いに幸せな愛犬とのハッピーライフを。