犬種図鑑
2018年7月3日

犬も家族の一員という考えが根強く社会でも犬が共存することが当たり前の光景であるフランス。電車やバスに一緒に乗ったり、飼い主と一緒に飲食店やデパートに行ったりするのは普通の光景です。

そんなフランスでよく飼われている犬種の中には、日本では珍しい犬種が多く見られます。そこで、日本では珍しいフランスで人気の犬種をご紹介します。

1、ベルジアンシェパード


ベルジリアンシェパードという名前を聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。2017年にジャパンケネルクラブで登録されていた犬数はなんと15匹です!日本では希少な犬種ですよね。

ベルジリアンシェパードはもともと牧羊犬として飼われており、羊の誘導や農場の見張る仕事をしていました。物覚えが良く面倒見の良い犬種であることから牧羊犬として飼われていたのでしょう。

標準体重は26kgぐらいで身体は引き締まり、長い手脚の持ち主です。

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2、オーストラリアンシェパード

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美貌の持ち主のオーストラリアンシェパード。標準体重は18~35kgの大型犬です。状況判断力や忍耐力、持久力を兼ねそろえたとても優秀な牧羊犬でした。牧羊犬として育てるためにコリー犬と交配が繰り返されました。

その結果、コリー犬に似た毛質をしておりストレートとカールの毛が混ざっています。また、毛色はブルーマール、ブラック、レッドマール、レッドの4種類の子がいます。

運動するのが大好きな犬種なので、毎日たくさん散歩やボール遊びなどできる環境で飼うのが好ましいでしょう。

3、ジャーマンシェパード

警察犬として日本でよく知られるのがこちらのジャーマンシェパードです。もともとは農家に飼われていた牧羊犬でした。しかし、知的能力と運動能力の高さに感心したドイツ人がさらに作業能力と訓練性能の向上を目指して交配が繰り返し、ジャーマンシェパードが誕生しました。

標準体重は22~40kgの筋肉質な大型犬で、腰が下がった体型をしています。毛色はブラックやグレー、ブラック地にブラウンやイエローなどのタン・マーキングが入っているものもいます。

知的・精神的にとても賢く愛情深い犬種なので、良いパートナーになってくれること間違いなしです!

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4、スタッフォードシャーブルテリア

スタッフォードシャーブルテリアは通称「スタッフィー」と呼ばれています。日本でもよく知られるブルドッグと同じくもともとは牛イジメを行う闘犬でした。その後、スタッフィー愛好家により家庭犬へと改良され現在のスタッフィーになりました。

がっちりとした骨太の筋肉質な体格をしています。標準体重は16~18kgの中型犬に分類されます。動きはとても俊敏で人懐っこく明るい性格をしています。しかし、興奮してしまうと攻撃的になることもあるのでしっかりとしつけをする必要があります。

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5、ゴールデンレトリバー

とてもフレンドリーなゴールデンレトリバー。活発で好奇心旺盛な性格をしていて運動が大好きなので毎日しっかりと散歩をする必要があります。日々の遊びの中にボール投げや引っ張り合いを取り入れると喜んで遊ぶでしょう。

標準体重は24~29kgと大型犬でたれ耳につぶらなアーモンド形の瞳をしています。ゴールデンレトリバーは長毛種ですが、引きづるほど伸びることがないので比較的手入れは楽です。日々のシャンプーやブラッシングで充分です。

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6、アメリカンスタッフォードシャーテリア

奥山治二さん(@aoshanzhier)がシェアした投稿

フランスで人気上位の犬種のひとつにアメリカンスタッフォードシャーテリアがいます。アメリカでスタッフィーが改良されてサイズが大きくなったのがアメリカンスタッフォードシャーテリアです。闘犬の血を引き継いでいますが、現在ではその気質は弱くなり落ち着いた性格になりました。

標準体重は18~23kgで、闘犬として交配を重ねられて犬種なので力強いアゴと手足の長い筋肉質な体格をしています。

スタッフィーと同じく、動きが俊敏で闘犬の気質を持つためしっかりと訓練を行う必要があります。しかし、愛情深く社交的な犬なので訓練をしっかりと行うことで良きパートナーになれますよ!

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最後に

こちらで紹介したベルジアンシェパードとオーストラリアンシェパードの他にジャーマンシェパードが2017年のフランスで人気のベスト3に入るほどシェパードが大好きなフランスです。

以上の紹介した犬種からもフランスでは、さまざまな性格の犬種が受け入れられていることがわかりますね!