トレーニング・Tips
2017年11月28日
わんちゃんにとって日々の楽しみであるお散歩の時間。愛犬との大事なコミュニケーション、お散歩仲間との貴重な交流タイムを快適に過ごせるように、マナーをしっかり守りましょう。

トイレはキチンと片付けましょう

お家の中でしかトイレをしないというわんちゃんもいますが、多くはお散歩中にもトイレをするでしょう。排泄物を処理しないことで出てくる苦情は主に臭い、汚い、見た目に問題がある、などでしょう。

ペットを飼わない、動物が苦手という人たちから見れば排泄物が転がっている、その上を自分が歩いているという事はとても抵抗感があります。人間の社会に進出している以上、他人に不快感を持たせずお散歩をする必要があります。

オシッコはペットシーツなどで吸水し水で流し、消臭スプレーなどで臭いを消せると理想的。うんちをした後に関しても、拾うことはもちろん、水で流すことでその場に臭いや細菌を残すことを無くせるといいでしょう。

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リードの長さは自由ではありません

外を歩いている時にわんちゃんが寄ってきた経験は無いでしょうか。
愛犬が楽しんでいる、散歩中は自由にさせたい、と思う気持ちは分かりますが、愛犬の動きをコントロールすることも飼い主さんのマナーです。

周囲に人がいない広い公園やドッグランなどで思い切り走らせてあげる場合はいいでしょう。しかし、多くの方は自宅の周囲や近所の公園など、人も他のわんちゃんも居ることが予想される場所を散歩しています。
リードを無制限に伸ばしていた結果、愛犬が道路に飛び出してしまうかもしれません。
イヌが苦手な人間や別のイヌに飛び付き、トラブルを起こしてしまうかもしれません。

事故やトラブルを防ぐためにも、愛犬をすぐ引き戻せる長さでリードを持ちましょう。

他所の愛犬との挨拶は飼い主さんから

お散歩中に他のわんちゃんに遭遇すると、相手のわんちゃんも可愛いですし、愛犬に友達が出来れば日々のお散歩が更に楽しくなるかもしれないと思う気持ちは分かります。
しかし、わんちゃん同士が全員仲良くできるとは限りません。人間と同じように怖がりな子、イヌが苦手な子がいます。怖がっている子に積極的なタイプがグイグイ近付いてしまうと、相手にトラウマを与えてしまったり、防衛の為に攻撃に転じてしまう可能性もあります。

愛犬とのお散歩中に他のわんちゃんがすれ違う時に挨拶をさせたい場合は、相手の飼い主さんに確認をとってからにしましょう。
「挨拶させても大丈夫ですか?」と一声かけるだけで、お互い気持ちのいいお散歩を楽しめることでしょう。

快適な散歩のために

普段は家の中にいる愛犬の好きに歩かせたい、お友達を作りたい、と思う前に一度待ってみてください。
好きな方向に歩かせたら道路に飛び出してしまったら。
仲良くなろうと近づいたわんちゃんと喧嘩をしてケガをさせてしまったら。
愛犬の安全と飼い主さん同士の関係、更に愛犬の社会的地位を守るためにも、マナーを守った楽しいお散歩を心がけましょう。