2020年1月9日
愛犬がご飯を食べない…よくある原因と対処法
ご飯を食べないよくある原因
愛犬がご飯を食べないよくある原因について8つご紹介します。あなたの愛犬はどれに該当するのかチェックしてみてください。
目次
①体調が悪い
ご飯を食べないことに加え、他に変わったことはありませんか?
- うんちがいつもよりゆるい、血便である、粘膜便である…
- おしっこの色は正常か…
- 嘔吐はしていないか…
- 鼻水は出ていないか…
- 口臭は強くなっていないか…
- 水は飲めているか…
このようにご飯を食べないことに加え、いつもと違う症状があった場合、何らかの疾患にかかわっていることがあります。少しでも気になることがありましたら、動物病院へ行きましょう。
②お腹が減っていない
わんちゃんも人間と同じようにお腹が減っていなかったら、食欲が低下することだってあります。
- 運動はしっかりできていますか?
- おやつを食べさせすぎていませんか?
- おやつを食べた時間はご飯の時間と近くありませんか?
- ご飯をあげる時間の間隔はどのくらいですか?
当てはまることはありましたか?もしあったなら改善してみましょう。
③ストレスなどの精神的な問題がある
いつもと違う環境、人など、普段と違う何かがある場合、食欲がなくなることがあります。
- 留守番をしている。
- いつもと違う部屋にいる。
- 知らない人がいる。
…など、わんちゃんは環境の変化にストレスを感じてしまうのです。
特に神経質な子は普段と違う環境がとても苦手です。
愛犬の様子を見ながら、その子に合った生活環境を用意してあげましょう。
④高齢となり食欲が低下した
人間と同じように高齢となると食欲が低下することがあります。
高齢になると食べる量が減ります。また、歯がぐらついたり、噛む力も弱ってきます。そのため、ドライフードをあげている場合は、柔らかくふやかしてあげると食べてくれることがあります。愛犬が食べやすいようにいろいろと試してみてください。
また、どのくらいの量をどれくらいの時間をかけて完食しているのか、毎日観察してみるとよいかもしれません。
⑤いつでも食べられる環境がある
ご飯の時間に出されたものがずっと置きっぱなしになっていませんか?愛犬がご飯を食べないからと言って、ご飯を出しっぱなしにしていると、いつでも食べられるという認識になり、ご飯を食べないことがあります。これに当てはまる場合、常にご飯が置きっぱなしの”置き餌”が原因かもしれません。“置き餌”が原因の場合は、ご飯を出してから一定時間(15~30分が目安)が過ぎたら、完食をしていなくても下げてしまいましょう。
毎日根気よく続けることで、いつでも食べられるという認識から変わり、
しっかりと決まった時間に食べてくれるようになります。
⑥食べないとかまってもらえる環境がある
愛犬がご飯を食べなかったとき、手であげたら食べてくれた。そんな経験ありませんか?こんな場合、ご飯を食べなければ構ってもらえると思っている場合があります。わんちゃんにとって、大好きな飼い主さんに構ってもらえるということは、とっておきのご褒美なのです。そのため、構ってもらいたいという気持ちから、わざとご飯を食べないということがあります。
これに当てはまる場合、ご飯は自分で食べるもの、と教えていきたいため、愛犬がご飯を食べなかったとき、愛犬が喜びそうなしぐさや行動はやめましょう。
⑦愛犬がわがままになってしまっている
- 愛犬が食べなかったとき、おやつやトッピングをあげている…
- 違うフードを出してみた…
そんな経験ありませんか?
この場合、食べないことでご飯よりさらに美味しいおやつや、いつもと違った新しい味のするご飯が出てくるんだ、と思っているのかもしれません。そのため愛犬がご飯を食べないときでも、同じご飯を出し続けることです。食べないで待っていても何も出な
いことを学習すれば、素直に食べてくれるようになるでしょう。
⑧人間の食事のおいしさを知っている
愛犬が喜んでいるから、食べたそうにしているからと、つい人間の食事を与えてしまっていませんか?人間の食事はわんちゃんの食事に比べると、味も濃く、匂いも強いので、一度食べたら癖になってしまうくらいの刺激を与えます。そのため一度味を覚えたら、わんちゃん達はなかなかやめられません。
美味しいことはよいことですが、その分わんちゃん達の体に害があるものがほとんどです。
高カロリー摂取で肥満になってしまったり、わんちゃんが食べてはいけないものを口にしたりと、リスクが高まります。そのため、人間のご飯を与えるのはお勧めしません。
最後に…
健康にも関わる元気の源”ご飯”。食べなくなってしまうととても心配になってしまいますよね。少しでも様子が変だなと思ったら動物病院に相談するようにしましょう。
愛犬のためにも健康な食事を心がけ、素敵なDogLifeを送れますように。