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愛犬のハアハア呼吸「パンティング」とは?そのハアハアは危険なサイン?!

愛犬が口を開けて「ハアハア」言っていたり、舌をだして大きく呼吸していませんか?その呼吸は「パンティング」と呼ばれる呼吸法なのですが、もしかすると危険なサインかも!?今回は、そんなパンティングについてご説明したいと思います。

愛犬がハアハア言ってるけど大丈夫?

愛犬が散歩の後や激しく遊んだ後に、浅く早く口を開け、舌を出してハァハァと呼吸するのを見たことがある飼い主さまも多いのではないでしょうか?

この呼吸法は、犬特有の呼吸法で
「パンティング」と呼ばれています。パンティング行為は愛犬にとって必要な行為になります。

しかし散歩や運動をしていないのにも関わらず、
パンティング行為が続くのであれば注意が必要なことも!

パンティング行為の役割

では、この行為はなんのために行っているのでしょうか?


基本的には体温調節が目的です。わんちゃんは人間と違い、全身から多くの汗を掻くことができません。
肉球や鼻など一部にしか汗腺という汗をかける場所が少ないのです。


そのため体温が蓄積されてしまった際に、汗を排出する機能が弱く、パンティング行為をすることで唾液を蒸発させ、体内に蓄積された熱を気化熱として体外へ放出しています。

肉球や鼻など一部の汗腺だけでは熱の放出が追い付かない体温になった際に、
パンティングをすることで補っています。


<補足>

とはいえ、人間に比べてしまうと体温調節の機能は大きく劣ります。
短頭種【頭蓋骨の長さに比べマズルが短い犬種】のわんちゃんは特に注意が必要です。

など・・・といった短頭種のわんちゃんは注意が必要です。

マズルが短いとそれに比例して、口腔面積が狭くなり、パンティング行為をした際に唾液を蒸発させる量が少なくなります。つまり、気化熱として対外へ熱を放出する機能が弱いということです。

こういった点から、中頭種、長頭種のわんちゃんに比べ、熱中症になりやすい犬種が多いのです。

いつもより強いパンティング行為は危険?!

普段のように遊び終わった後でも、ぐったりして過度なパンティング行為をしている場合は、注意が必要です。

熱中症の可能性

普段以上のパンティングは、わんちゃんの体温が下がっていない証拠。ほとんどの場合、熱中症が疑われます。熱中症は夏だけの症状と思われがちですが、真冬でも注意が必要です。

熱中症の予防策

1)予防策としては、気温の高い夏場は、

  • 『気温の高くなる室内を閉め切ったままにしない』
  • 『車内に置いていかない』
  • 『真夏の散歩は早朝や夕方に』

などが大切です。他にも、こまめに水分補給することを心がけてください。

2)気温の低い冬場でも、

  • 『過度な暖房』
  • 『コタツに長時間潜り続ける』

といった理由から絶対に熱中症にならないとは言い切れません。適切な温度調節が大事ですね。

体温調節以外のパンティング行為にも要注意

いつも通り生活している気温なのに、パンティング行為が治まらない・・・。これにも様々な原因があります。

ストレス、恐怖、不安

これに関しては精神的な理由になります。環境なのか、人なのか、他のワンちゃんに対してなのか。何に対してそう感じているのかを理解してあげることが解決の糸口になります。

例えば、ペットホテルなどで預けられることに不安を感じているのであれば、愛犬の匂いがついているベッド、飼い主さんの匂いがついた衣類を一緒に預けるというのも大事です。

また信頼できる預け先を見つけ、いきなり長期間では無く、数時間から馴らしていくのも大事なポイントです。

信頼できる預け際をお探しの方はこちらの記事も参考にしてみてください。👇
ペットホテルではなくドッグホスト宅で「ホームステイ」という選択肢!DogHuggyとは?

痛みや病気

こちらは肉体的な理由になります。まずは全身に触れてみて痛がる、嫌がる箇所がないか確認しましょう。

  1. 怪我…散歩時に何か石やガラスなどを踏んでしまった可能性も。
  2. 病気、感染症…外傷が特に見当たらない、ただパンティング行為が治まらない。そんな場合は、感染症などにかかり高体温になっているかも。
  3. 心臓病、貧血…血液を送り出す心臓の機能が低下すると、体中の酸素が不足し体内に酸素を取り込むためにパンティング行為が激しくなることも。

他にも、パンティング行為が治まらない、歯茎、舌の色が白っぽい薄いピンク色になっているなどがあれば、獣医さんに診断を受けることお勧めします。

ハアハア行為は日頃から気にかけよう

いかがだったでしょうか。この記事で説明したように、犬特有のパンティング行為自体が、わんちゃんの異常を示すシグナルになっている可能性があります。

熱中症は、早期対応により防げることもありますし、
他にも早期発見で防げることは多くあります。飼い主さんも愛犬も、お互いに不安やストレスを解消するために、日頃から愛犬の様子に気を配るようにしてあげてくださいね。

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